研究成果概要


国総研資料 第 877 号

【資 料 名】 効率的な下水道管点検カメラ及び簡易な異常判定基準の開発
〜下水道管きょの効率的な点検調査技術に関する共同研究報告書〜

【概   要】  現状のTVカメラ調査機器は、劣悪環境下での使用や、モニターとの連結及び外部からの電源供給の必要性などのため、機器本体及びケーブルが重厚でかつ高価な製品となっている。
 より効率的な「点検カメラ」を開発するため、共同研究を実施し、市販のビデオカメラを録画状態にして管きょ内部を走らせることにより、様々な機能を省く代わりに製品の価格を抑え、m当たりの費用を安価にし、かつ1日の実施延長距離を従来の3倍以上(1000m/日)達成できることを実証した。また、この「点検カメラ」用に簡易な異常の判定基準を作成して適用し、問題のある管きょスパンを効率的に精度良く選択することができることを示した。

【担当研究室】 下水道研究室

【執 筆 者】 横田 敏宏,深谷 渉,宮本 豊尚,末久 正樹,前田 恭男,井川 理,
田村 司郎,渡部 一春,亀田 瞬,佐々木 俊一



表 紙 291KB
中 扉 378KB
目 次 231KB
   
本 文
   
 1.   共同研究の目的 379KB
 2.   共同研究の概要 1,524KB
 3.   点検カメラの呼称と搬送用電動自走台車の製作 474KB
 4.   実証実験 1,399KB
 5.   点検カメラを使用した劣化度の評価・判定基準の提案 459KB
 6.   スクリーニングの精度検証 390KB
 7.   総括 390KB
   
巻末資料
【資料編−1:B市_点検カメラ報告書作成例】 1,328KB
【資料編−2:点検カメラと詳細TVカメラとの同一箇所画像比較】 2,072KB
【資料編−3:詳細TVカメラのみで発見した劣化箇所】 1,392KB
【資料編−4:点検カメラのみで発見した劣化箇所】 2,039KB
   
奥 付 375KB
   
全 文 8,343KB