研究成果概要


国総研資料 第 818 号

【資 料 名】 空港アスファルト舗装表層の一層仕上がり厚さと締固め度の関係の考察

【概   要】  本研究では,空港アスファルト舗装施工の効率化を図るため,粒状路盤とアスファルト安定処理路 盤の2種類の路盤上で,縦方向に表層の一層仕上がり厚さを変えて試験舗装を構築し,空港アスファルト舗装表層の一層仕上がり厚さと締固め度の関係等の考察を行った.また,施工時間への影響を検討するため,一層仕上がり厚さと舗装表面温度が交通開放が可能な温度に低下するまでに要する時間の関係,さらに,一層仕上がり厚さと透水性の関係を考察した.アスファルト安定処理路盤上に構築した現行の最大仕上がり厚さ(8cm)以上の表層の締固め度が,共通仕様書に定められる値を満足したため,一層最大仕上がり厚さの増厚の可能性を示唆した.

【担当研究室】 空港施設研究室

【執 筆 者】 大谷 直輝,伊豆 太,森永 真朗,坪川 将丈,森川 嘉之,河村 直哉



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