研究成果概要


国総研資料 第 758 号

【資 料 名】 平成24年7月九州北部豪雨災害に関する調査

【概   要】  平成24年7月に発生した九州北部豪雨災害では,短時間の記録的豪雨により各地の河川で堤防決壊や越水が発生し,甚大な被害が発生した.水害の減災方法について検討・立案するためには,水害の実態・メカニズム等を理解する必要があるが,これらに関する知見は未だ十分ではない.このため,国総研水害研究室では水害に関わる知見の蓄積を目的として,九州北部豪雨を対象に浸水現象に関わる物理諸元の調査,人的被害・資産被害等の被害に関する調査,危機管理対応に関する調査を行い,その結果を整理した.

【担当研究室】 水害研究室

【執 筆 者】 伊藤 弘之,山本 晶,久保田 啓二朗,大浪 裕之



表紙 43KB
中扉 85KB
目次 100KB
本文
1. はじめに 100KB
2. 九州北部豪雨の概要 5,049KB
 2.1 7月3日からの豪雨による洪水  
 2.2 7月11日から14日の豪雨による洪水  
3. 浸水調査 9,019KB
 3.1 花月川における浸水調査  
 3.2 山国川における浸水調査  
4. 九州北部豪雨における浸水被害の調査 9,128KB
 4.1 被害概要  
 4.2 家屋等被害に関する調査  
5. 浸水被害データベースの作成 1,095KB
 5.1 浸水被害図の作成  
 5.2 浸水調査結果の保存  
 5.3 家屋等被害に関する調査結果の保存  
 5.4 今後の課題  
6. 危機管理に関する調査 2,242KB
 6.1 急激な水位上昇下における情報伝達状況  
 6.2 危機管理において効果が見られた対応事例と課題  
7. まとめ 149KB
 7.1 九州北部豪雨の概要  
 7.2 浸水調査  
 7.3 九州北部豪雨における浸水被害の調査  
 7.4 浸水被害データベースの作成  
 7.5 危機管理に関する調査  
 謝辞  
参考文献 150KB
巻末資料 1,868KB
奥付 48KB
   
全文 27,159KB