研究成果概要


国総研資料 第 610 号

【資 料 名】 東アジア-北米航路コンテナ船の日本周辺での通航海域に関する分析

【概   要】  近年,アジア経済の急成長に伴い,アジアと北米を結ぶコンテナ船が多くなっている.日本はその航路上に位置しているが,これらコンテナ船の日本周辺での通航海域は明らかにされておらず,どのような場合に日本海側と太平洋側を選択するのかの分析はなされていなかった.
 一方,NILIM-AIS により,津軽・関門でのAIS データを取得体制が整ったことから,海峡通航船のデータを網羅的に把握することが可能になった.
 以上の状況を踏まえ,本研究は,通常の船舶動静分析に用いるLloyd’s 船舶動静データに,津軽海峡及び関門海峡において計測したAIS データを組み合わせることにより,東アジア−北米航路コンテナ船について,津軽海峡・関門海峡・大隅半島沖の通航状況を分析した.

【担当研究室】 港湾計画研究室

【執 筆 者】 竹村慎治,赤倉康寛



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中 扉 159KB
目 次 103KB
本 文 3548KB
奥 付 50KB


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