研究成果概要


国総研資料 第 478 号

【資 料 名】 コンテナサイズに視点をおいた
国際海上コンテナ輸送に関する基礎的分析

【概   要】 荷主企業のSCM の進展などを背景に,より効率的な輸送や小口・多頻度輸送へのニーズが高まっている.我が国の国際貿易において大きな役割を果たしている国際海上コンテナ輸送においても,背高コンテナ輸送による輸送が増えてきているほか,先般ISO 規格化された45ft コンテナ輸送へのニーズも高く,小口輸送などに対応できる12ft コンテナを利用した輸送への対応なども検討されている.これまでも国際海上コンテナ貨物の国内背後輸送における高さや重量などに関わるボトルネックに関する分析,20ft コンテナの2個積み輸送などに関する分析,コンテナ貨物の流動に関する分析等を実施してきた.本資料では,これまで分析が十分でない特にコンテナサイズに視点をおいた港湾での取扱や流動,海上輸送や背後への陸上輸送状況に関する基礎的な分析を行い,今後の港湾整備の企画・立案における基礎資料とするものである.

【担当研究室】 港湾システム研究室

【執 筆 者】 渡部富博,二田義規,柴崎隆一,赤倉康寛



表  紙 107KB
中  扉 333KB
目  次 296KB
本  文 1,771KB
 1.はじめに
 2.国際海上コンテナの規格とサイズ別の動向
 3.コンテナサイズ別の取扱・貨物特性分析
 4.コンテナサイズに関わるトレーラー輸送の現状と課題
 5.コンテナサイズ別の輸送効率化に関する分析
 6.おわりに
 謝 辞
 参考文献
 付 録
奥  付 82KB


全  文 1,772KB