研究成果概要


国総研資料 第 191 号

【資 料 名】 東アジア・北米間輸送を中心とした北米大陸における国際貨物の
背後流動に関する分析

【概   要】  我が国における国際海上コンテナの背後輸送に関しては,鉄道や内航海運などを利用した複数モードの連携によるマルチモーダル輸送の推進が必要とされている.また,トラックによる陸上輸送に関しても,港湾と道路整備の連携によって,より効率的なボトルネックの解消を行っていく必要がある. このような状況のもと,背後輸送を含めた我が国のコンテナ貨物輸送政策について検討を行い,また,このような検討に資するための世界的なコンテナ貨物流動予測モデルの開発には,諸外国におけるコンテナの背後輸送実態や,インフラの整備状況・将来計画などについて把握しておく必要がある.
 そこで本研究では,PIERSデータを用いて東アジア−北米間コンテナ貨物の米国内における背後流動の分析を行うとともに,現地調査の結果やCFS(Commodity Flow Survey)データに基づき,北米西岸の主要港であるロサンゼルス港,シアトル港,バンクーバー港について,関連するインフラ整備の状況や将来計画などを整理し,輸送機関の分担状況や背後流動の状況を分析した.

【担当研究室】 港湾システム研究室

【執 筆 者】 山鹿知樹,柴崎隆一,安間清



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中 扉 80KB
目 次 31KB
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