研究成果概要


国総研資料 第 161 号

【資 料 名】 礫床河川に繁茂する植生の洪水攪乱に対する応答,遷移および群落拡大の特性 −多摩川と千曲川の礫河原を対象として−

【概   要】 礫河原上に繁茂する植生の洪水流による破壊に対する抵抗力,土砂の堆積能力,河原への侵入・遷移特性,群落面積の拡大・縮小速度を明らかにした。これらの洪水に対する応答特性に基づいた新たな植物群落の分類を行った。その分類から,河原の樹林化を引き起こすきっかけとなる土砂堆積を促進する植物群落を特定し,その応答特性をまとめた。

【担当研究室】 河川研究室

【執 筆 者】 末次忠司,藤田光一,服部敦,瀬崎智之,伊藤政彦,榎本真二



表 紙 28KB
中 扉 66KB
まえがき 68KB
目 次 343KB
第1章 はじめに 91KB
第2章 河原における樹林化・再裸地化の機構と 334KB
     工学的アプローチ
第3章 対象河川の概要と調査内容 2,494KB
第4章 植物群落タイプの分類 1,719KB
第5章 植物群落の変化速度 4,409KB
第6章 おわりに 144KB
参考文献 1,723KB
奥 付 14KB

全 文 11,269KB