研究成果概要


国総研研究報告 第 48 号

【資 料 名】 相関を有する波浪・風作用の組み合わせ方法に関する研究

【概   要】  性能設計においては各種作用を適切に組み合わせる必要がある.一般的にはTurkstra規則(主たる作用の最大値と従たる作用の任意時点の和として作用を組み合わせを考慮するもの)が用いられることが多く,何か一つの作用が支配的な場合には適用性が高いことが報告されている.洋上風力発電設備では波浪作用と風作用が主要な作用であるが,両者には相関性が高いため,Turkstra規則の考え方は適用しにくいといえる.本研究では,確率論に基づき波浪作用と風作用の相関性に応じた組み合わせ方法を検討する.その際,作用効果の合計値の再現期間が50年となる条件における各作用効果の特性値の設定方法を議論する.

【担当研究室】 港湾施設研究室

【執 筆 者】 長尾 毅



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