■道路関連実験施設紹介
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[試験走路]
試験走路は延長6152mの施設です。往路(直線長2192m)はコンクリート舗装され、復路(直線長693m)はアスファルト舗装されています。両端部は円曲線で、南ループの半径は222.5m、北ループの半径は147.5mです。遠心力と重力が釣り合う設計速度はそれぞれ時速120kmと100kmとなっています。試験走路には、道路に関連した様々な実験施設があり、道路の構造と走行性に関する実験や、道路施設やITSに関する実験などが行われています。
実大トンネル実験施設は、世界的にも類を見ない実大規模(延長700m、断面積45.5平方m)を有しています。
北ループ側から見た試験走路全景
南ループ(最大傾斜角27°)
コンクリート舗装された往路
実大トンネル実験施設
[衝突実験施設]
防護柵や緩衝施設など交通安全施設の開発・改良・性能確認等を行うための実験施設です。実際に車両を衝突させて、交通安全施設の変位や応力、車両に発生する加速度、車両の衝突後の挙動や破損状況などを調査します。
衝突実験連続写真
[道路基盤構造実験施設]
地震時の道路の被災状況(路面段差の発生等)の再現や段差対策・段差抑制方法等の開発技術の検証を行う施設です。橋台を模擬したカルバートと厚さ1mのコンクリート版(実験用底版)からなり、コンクリート版の上にジャッキ等の実験装置を配置し、段差を発生させます。実験用底版は、12m相当の盛土を積載できるよう、245kN/m2に耐えられる構造となっています。
施設の全景
平面図
側面図
国土交通省 国土技術政策総合研究所
http://www.nilim.go.jp/