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洪水を防ぐための計画を作成するとき、被害を発生させずに安全に流すことのできる洪水の大きさ(対策の目標となる洪水の規模)のことを計画規模といいます。一般的にその洪水が発生する確率(確率年)で表現します。


例えば、おおよそ10年に一度程度の確率で発生する洪水の規模を「1/10年」、100年に一度発生する洪水の確率年を「1/100年」と表現します。当然、「1/10年の規模の洪水」よりも「1/100年の規模の洪水」の方が、大きな洪水になります。

大都市を流れる大きな川の計画規模は1/100〜1/200年とされているところが多いようです。言いかえるなら、「平均して100年〜200年に一度の割合で発生する洪水に対して安全な川づくりを行っている」ことになります。
一方、中小河川の計画規模は1/10〜1/50年程度とされている例が多いようです。

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