計画高水流量を安全に流すための川の計画のことで、河川改修の基本となるものです。 河道計画では、計画高水位(H.W.L)以下で、計画高水流量を流せるような、川の断面の川幅や水深、河床勾配などを決定します。 河道計画で決定された断面を計画断面、河床勾配を計画河床勾配といいます。
川は上流から下流へ連続して流れていきますから、上流ばかり大きな断面にしても下流の断面が小さいと流れません。 したがって、河道計画では断面の大きさや河床勾配など、上下流のバランスをみて決定されます。