研究分野Research Fields

生産性革命

公共事業支援総合情報システム CALS/EC

CALS/ECとは

 公共事業支援総合情報システム(CALS/EC)は、建設事業の各フェーズ(計画・調査・設計・工事・維持管理)間や受発注者間で電子データの交換・共有・連携を行うことで業務の効率化、生産性向上や品質確保を実現する仕組みです。
 CALS/ECの取り組みとして、平成13年度より電子納品、平成15年度より電子入札が本格的に導入されています。

CALS/ECのイメージ

 しかし、電子データ利活用のカギとなる電子納品は単なる報告書や図面等のペーパーレス化に止まっており、業務の改善や生産性の向上といった効果が十分に発揮されていません。

本研究では

 ITを活用して効率的な業務を遂行するというCALS/ECの本来の目的を達成するために、調査・設計から施工、維持管理に至る一連の業務プロセス改善を推進する3次元データの利活用に関する研究を実施しました。
 また、関連する要領や基準の策定、見直しを行うとともに、抜本的な改善を実現するための3次元データの標準化、運用ルールの策定に取り組みました。

関連資料

 CALS/ECに関する基準のDLは、電子納品に関する要領・基準HPからしていただきますようお願いします。