研究成果 論文(概要)
タイトル
ETC2.0プローブ情報を活用した冬期交通障害の予兆把握に関する基礎的研究
概要
近年、冬期交通において、降雪による大規模な車両滞留や長時間の通行止めが局所的に多数発生している。国土交通省では、道路ネットワーク機能への影響を最小化できるよう、各種取り組み(リスク箇所の事前把握と監視強化、立往生車が発生した場合の迅速な対応等)を実施している。しかし、これらは監視の負担が大きいほか、把握できる事象がCCTVカメラ設置やパトロール実施箇所周辺に限られることが課題である。 この課題に対し、本研究では、事前に冬期交通障害につながる交通状態を捉えること(冬期交通障害の予兆把握)において、ETC2.0プローブ情報の活用可能性を検討する。
書誌情報
ゆきみらい 研究発表会
著者
中村 孝一, 久保田 小百合, 池原 圭一, 池田 武司, 大橋 幸子