研究成果概要

国総研資料 第 1313 号


【資 料 名】 コンクリート舗装のWestergaard自由縁部載荷プログラムの再構築
【概   要】

 Westergaard,Pickett及びRayによる研究成果を基に,1977年に福手が構築したコンクリート舗装のたわみ・応力を算出するWestergaard自由縁部載荷プログラムについて, 楕円形荷重だけではなく,円形荷重と矩形荷重についても解析可能とすべく,Visual Basic for Applicationsにより再構築した.
 本研究におけるプログラムの再構築では,効率的な荷重スキャン方法及び数値積分方法について検討し,円形荷重・楕円形荷重・矩形荷重に対する解析が可能となるよう改良した. また,再構築したプログラムを使用し,航空機脚荷重により発生する自由縁部応力の傾向について解析を行い,その結果を考察した.

【担当研究室】 空港研究部
【執 筆 者】 坪川将丈


研究資料全文

全 文

4,310KB
 

1. はじめに

2. 旧プログラムの概要と新プログラムの再構築方針

2.1 基礎原理
2.2 旧プログラムの概要
2.3 新プログラムの再構築方針

3. 新プログラムの詳細

3.1 円形荷重及び楕円形荷重に対する荷重スキャン方法
3.2 矩形荷重に対する荷重スキャン方法
3.3 荷重分割数の設定
3.4 数値積分の設定
3.5 まとめ

4. 考 察

4.1 旧プログラムによる解析結果との比較
4.2 有限要素法による解析結果との比較
4.3 脚荷重角度が自由縁部応力に及ぼす影響
4.4 自由縁部応力が最大となる脚荷重角度及び脚荷重シフト量
4.5 端部増厚に関する考察

5. 結 論

6. おわりに

参考文献