国総研資料 第 1228 号 |
| 【資 料 名】 | 生物の繁殖場としての沿岸生息場の評価手法に関する検討 -東京湾内外のホソウミニナに関する事例- |
| 【概 要】 | 沿岸の生物生息場は繁殖場としての機能を持ち,周囲の生息場に生物を供給して,生物の充実に貢 献する.東京湾内外の生息場が有する巻貝(ホソウミニナ)の繁殖場としての機能を評価するために 必要な,本種個体群の成貝における繁殖可能な個体の割合(PFA)を予測するための手法を新規に開 発した.繁殖能力が寄生生物によって失われておらず,生殖腺がよく発達しているため,繁殖可能と 考えられる成貝を,簡易に得られる形態指標に基づき抽出するため,成熟度・寄生予測モデルを構築 した.本手法は繁殖場としての質に基づく複数の生息場の相対評価や,1つの生息場の長期モニタリ ングの際に,活用が期待される. |
| 【担当研究室】 | 海洋環境・危機管理研究室 |
| 【執 筆 者】 | 秋山 吉寛,内藤了二,岡田 知也 |
研究資料全文
| 2,115KB | |
目 次 |
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| 1. はじめに | ||
| 2. 方法 | ||
| 3. 結果 | ||
| 4. 考察 | ||
| 5. まとめ | ||
| 謝辞 | ||
| 参考文献 | ||