研究成果概要

国総研資料 第 1227 号


【資 料 名】 国内航空の実勢運賃推計に関する考察
【概   要】  国内航空運賃は,2000年に自由化されて以降,普通運賃以外に多種多様な券種が各航空会社から販 売されている.また近年では2012年に国内就航した格安航空会社(LCC)が,独自の運賃体系により 格安の運賃を提供しており,各路線における実勢運賃(利用者が実際に利用する航空運賃)の把握が 難しくなっている.国総研が開発している航空需要予測モデル(国総研モデル)においては,各路線 の実態に即した運賃を外生的に設定する必要がある.このため本資料は,近年の国内航空運賃の動向 についての分析結果を踏まえ,国総研モデルに適用する新たな実勢運賃推計手法について,試行し考 察するものである.
【担当研究室】 空港計画研究室
【執 筆 者】 黒田 優佳,鎌倉 崇,乙幡 和利


研究資料全文

全 文

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目 次

1. はじめに
2. 国内航空実勢運賃推計手法の課題
3. 国内航空実勢運賃推計手法の検討
4. 考察
5. まとめ
参考文献
付録A 本研究での航空会社類型の定義
  付録B 推計実勢運賃一覧
  付録C 推計実勢運賃の時系列変化
  付録D 普通運賃の時系列変化
  付録E 路線別運賃の推移
  付録F 航空会社の券種分類例