研究成果概要

国総研資料 第 1225 号


【資 料 名】 港湾計画のマクロ予測にかかる品目別コンテナ貨物量将来予測手法の比較分析
【概   要】  港湾計画においては,港湾の能力として,10~15年程度の将来における取扱貨物量を定めること となっている.この取扱貨物量の将来予測は,必要な港湾施設の規模及び配置の根拠となる数値で あり,計画内容を規定する根幹となる重要事項である.取扱貨物量の将来予測において,予測手法 の選択や予測条件の設定はその精度に大きな影響を与える重要な事項であるが,既往の文献の中で は,予測手法間の比較分析の前例は見当たらない状況にある.
 以上の状況を踏まえ,本研究では,港湾管理者やコンサルタントの担当者において参考となるよ う,日本全体の品目別コンテナ貨物量について,マクロ予測の各手法を用いて,過去の実績値によ り2019年値を予測して,手法間の予測精度の比較分析を行い,各手法の特徴や各手法を用いる上 での留意点をとりまとめたものである.
【担当研究室】 港湾システム研究室
【執 筆 者】 中川 元気,長津 義幸,赤倉 康寛


研究資料全文

全 文

616KB
 

目 次

1. 序論
2. 予測における参考資料
3. 港湾計画における貨物量予測
4. 予測手法の比較分析方法
5. 比較分析の結果と考察
6. 結論
参考文献
  付録