研究成果概要


国総研資料 第 1031 号

【資 料 名】 道路橋の設計状況設定法に関する研究

【概   要】  2002 年の道路橋示方書の改定後、許容応力度法にかわる設計法として部分係数設計法の導入について調査が進められている。橋全体系としての性能規定化を行うためには、供用中に橋が置かれる状況を設計状況(Design situation)として網羅的に考慮し、橋の状態を評価する必要がある。
本資料は、国内外における設計状況の設定に関する理論的背景を調べた上で、参照期間(Reference Period)中に時々刻々と変化する組合せ作用の確率過程を考慮するための荷重同時載荷シミュレーションの方法を提案し、様々な橋梁・断面に対してモンテカルロシミュレーションを行い荷重組合せ・荷重係数のおおよその範囲を推定したものである。

【担当研究室】 橋梁研究室

【執 筆 者】 白戸真大,星隈順一,玉越隆史,宮原 史
横井芳輝,川見 周平,山ア 健次郎



表紙 406KB
中扉 427KB
目次 328KB
   
本文
   
1. はじめに 449KB  
2. 設計状況(Design situation)設定に関するレビュー 1,397KB  
3. B-C モデルに基づくモンテカルロシミュレーション方法の提案 1,181KB
4. 入力する荷重の確率モデル 4,605KB
5. 荷重組合せのみに着目したシミュレーション 1,681KB
6. シミュレーション結果と荷重組合せ・荷重係数の推定 2,505KB
7. 荷重ばらつき係数と荷重組合せ係数への分離 1,082KB  
8. 活荷重係数に関する感度解析 2,301KB  
9. 信頼性指標の試算を通じたB 活荷重の形状や載荷方法に関する一考察 679KB  
10. まとめ 431KB  
   
奥付 281KB  
   
全文 11,313KB