研究成果概要


国総研資料 第 1023 号

【資 料 名】 港湾における施設の劣化傾向に関する分析

【概   要】  他のインフラと同様に港湾施設は高度成長期に集中的に整備されたため,近年,老朽化した港湾施設が急激に増加している.また,それに伴い,各地で港湾施設の劣化によるエプロンの沈下や陥没等が多発している.一方で対策も進められており,維持管理に関する法改正,手引きやガイドライン等が整備されるとともに,維持管理情報データベースの改良も進み,情報が蓄積されつつある. そこで,本研究ではこれまでに蓄積された維持管理計画書等の情報を網羅的に抽出し,港湾施設の諸元や部材等の違いによる劣化傾向をより客観的に分析することにより,効率的な点検診断や不具合が起こった際の迅速な対応策の判断に役立てるものである.

【担当研究室】 港湾施工システム・保全研究室

【執 筆 者】 鈴木 達典・井山 繁・菅原 法城



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