研究成果概要


国総研資料 第 893 号

【資 料 名】 備讃瀬戸沿岸の港湾地域における台風1511 号に伴う高潮等の
調査報告

【概   要】  2015年7月17日,台風1511号は,約20km/hと比較的ゆっくりとした速さで瀬戸内海を横断し,その後,日本海に抜け,熱帯低気圧に変化した.この台風によって,とくに四国を中心に,降雨,越波および高潮による浸水被害が発生し,また,波浪および強風によって港湾施設に被害が発生した.
 備讃瀬戸沿岸に位置する宇野港,高松港および坂出港では,港湾施設の被害のほか,浸水被害も発生したため,それらの状況を把握することを目的とし,関係者へのヒアリングおよび浸水痕跡測量の現地調査を実施した.また,高潮予測解析の課題を整理するために,宇野港および高松港を対象とした数値解析も実施した.
 本調査で得られた結果は以下のとおりである.

【担当研究室】 沿岸防災研究室

【執 筆 者】 本多 和彦,内藤 了二,淺井 正



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