研究成果概要


国総研資料 第 884 号

【資 料 名】 道路橋等の点検効率化等への計測・非破壊検査技術の適用性検証に関する共同研究(U)
− コンクリートあと施工アンカーボルトに対する非破壊検査の適用性に関する研究 −

【概   要】  道路橋の定期点検の方法は、近接目視を基本とし、必要に応じて打音や触診などの非破壊検査を併用するものとされている。しかし、打音や触診では、既に機能を喪失したアンカーを把握するこ とはできても、それ以上の詳細な状態変化の把握は困難である。そこで、その他の非破壊検査技術 を併用することで、診断の参考となる情報を更に取得することが期待されるが、得られた検査情報 の解釈にあたっては、非破壊検査機器の性能や計測誤差と計測条件の関係を事前に把握しておくことが必要である。
 そこで本研究は、あと施工アンカーの非破壊検査技術の性能を評価する手法を確立することを目的に行った。既設の道路構造物におけるあと施工アンカーの機能状態に関連して想定される様々な不具合を対象に既存非破壊検査技術の基本性能、適用性、作業性について実証による調査を行い、それらの結果も参考にして、あと施工アンカーに対する非破壊検査技術の性能評価試験法を提案した。

【担当研究室】 橋梁研究室

【執 筆 者】 国土技術政策総合研究所 他



表 紙 139KB
中 扉 147KB
共同研究参加機関および担当者名簿 259KB
まえがき 84KB
目 次 161KB
   
第1章 研究の概要 304KB
第2章 実験の計画 505KB
第3章 あと施工アンカーの非破壊検査技術性能検証供試体 1,553KB
第4章 非破壊検査技術の基礎的調査(性能評価手法の予備検討) 875KB
第5章 非破壊検査技術の性能評価手法の検証(提案と試行) 1,283KB
第6章 あと施工アンカーの不具合と引張耐力の関係性の検証 1,582KB
第7章 非破壊検査技術の性能評価試験法の提案 324KB
第8章 まとめ 175KB
   
付属資料 206KB
   
目次 211KB
 1章 総則 216KB
 2章 性能評価試験フロー 366KB
 3章 あと施工アンカーの不具合の定義 217KB
 4章 供試体 321KB
 5章 事前調査項目 250KB
 6章 検査方法 316KB
 7章 性能試験 217KB
 8章 報告 232KB
 9章 性能評価 232KB
   
奥 付 56KB

全 文 7,609KB