研究成果概要


国総研資料 第 810 号

【資 料 名】 東北地方太平洋沖地震津波による 防潮壁の被災特性に関する検討

【概   要】  東北地方太平洋沖地震津波では,設計津波を超える津波により多くの海岸保全施設が被災した.そこで,海岸保全施設のうち港湾内で一般的に用いられている防潮壁を対象にして,施設の種類や構造諸元,津波の諸元を用いて被災状況の傾向を分析した.分析の結果より,設計津波を超える津波による波力や越流により生じる洗掘が被災に与える影響が大きいと考えられたため,防潮壁の代表的な断面を設定して,天端を超える津波による越流の影響について,数値計算を行って検討を行った.

【担当研究室】 沿岸防災研究室

【執 筆 者】 淺井 正



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