研究成果概要


国総研資料 第 778 号

【資 料 名】 耐候性鋼橋の適用環境評価手法の高度化に関する研究(II)
―凍結防止剤散布の影響に関する検討―

【概   要】  耐候性鋼材の道路橋への適用環境評価指標については,飛来塩分量との相関についての実績から,海岸線からの離隔距離に応じて無塗装での適用可否条件が定められている.しかし,架設後に予期せぬ異常さびの発生する事例もあり,その原因のひとつに凍結防止剤の影響が考えられる.本研究(U編)では,凍結防止剤の散布が腐食環境に及ぼす影響を把握することを目的として,我が国の事例及び米国における無塗装耐候性鋼橋の実態を調査し,さらに並列橋や地山が近接した局所的な環境条件について,凍結防止剤の飛散による桁への塩分付着量に関する解析的検討を行ったものである.

【担当研究室】 道路構造物管理研究室

【執 筆 者】 国土技術政策総合研究所, (一社)日本鉄鋼連盟,
(一社)日本橋梁建設協会



表 紙 302KB
中 扉 229KB
目 次 120KB
本 文
 第1章  はじめに 1,624KB
 第2章  凍結防止剤が無塗装耐候性鋼橋に与える影響について 17,654KB
 第3章  米国における無塗装耐候性鋼橋の実態 1,882KB
 第4章  凍結防止剤散布の飛散による桁への塩分付着に関する解析的検討 15,237KB
 第5章  まとめ 197KB
奥 付 296KB
   
全 文 34,487KB