【資 料 名】 |
九州・瀬戸内における地方空港を核とする旅客の広域流動に関する研究 |
【概 要】 |
地方空港については配置的側面では概成したとされており,新設から改良・利活用にパラダイムが変化したといえる.今後は,空港や地域の特性に応じた空港の改良・利活用を図ることが求められてくる.そのため,本研究では,従来から行われている航空旅客動態調査では把握できない広域流動の把握を目的に九州・瀬戸内における7空港(福岡空港,大分空港,熊本空港,宮崎空港,広島空港,高松空港,松山空港)で実施されたアンケート調査結果をもとに,?@空港を核とする旅客の行動特性を把握し,広域流動のパターンを抽出した.?Aそれによって明らかになった空港の特性に応じた利活用・空港間の連携方策の方向性を示した.?Bさらに,全国の地方空港で行われているアンケート調査を今回の調査等と比較・分析し,今後の地方空港において利活用方策を検討する際の調査手法および留意点を提示した. |
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