研究成果概要


国総研資料 第 559 号

【資 料 名】 朝市の現状基礎分析−沿岸域の地域活性化に向けて−

【概   要】 近年,わが国の地方経済は悪化の一途をたどり早急な地域振興策が望まれている.また,人々の食の安全・安心への関心や地産地消への気運も高まっており,「地域食」を地域資源活用策とした取り組みが見られるようなった.そこで本研究では沿岸域の地域振興策の一つとして朝市に注目した.そこで,5つの朝市について現地確認踏査と,主催者,消費者や出店者へのアンケート調査を実施し,朝市の開催実態を調べた.また,踏査した5つの朝市に限らず一般的な朝市を把握するための文献調査より開市情報を分析し,朝市の現状基礎分析と考察した.その結果,以下に記す結論を導いた.?@沿岸域の5つの朝市について情報を収集し,それぞれの朝市について整理・分析した.?A朝市は,六斎市や曜日市,生活型朝市や観光型朝市など様々なタイプがあることを確認した.?B現在の朝市は週末市,特に日曜市が主流であり,また開市場所や取り扱い品目等の特徴を得た.?C朝市のより一層のにぎわい創出に向けて考察した.

【担当研究室】 沿岸域システム研究室

【執 筆 者】 森本剣太郎,鈴木 武



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中 扉 79KB
目 次 41KB
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