研究成果概要


国総研資料 第 525 号

【資 料 名】 北東アジアにおける三大バルク貨物の輸送動向の分析

【概   要】 我が国は,世界有数のドライバルク貨物の輸入国である.石炭,鉄鉱石,穀物,木材,チップ等のドライバルク貨物は,産業の基礎素材,食料原料等であることから,これらの海外からの輸送は,我が国の産業活動や生活の生命線であるとさえ言える.しかし,バルクキャリアの船型や動静についての既往の分析資料は,非常に限られているのが現状である.より効率的・効果的な輸送を実現していくため,世界の動向を的確に捉えていく必要がある.本資料は,以上の状況を踏まえ,ドライバルク貨物の中で太宗を占める石炭,鉄鉱石及び穀物の三大バルク貨物を対象に,バルクキャリアによる北東アジア主要国への輸送状況について分析を行い,もって,我が国のバルク貨物輸送にかかわる港湾施策の企画・立案に資することを目的としたものである.具体的には,三大バルク貨物について,これらを輸送するバルクキャリアの船型や動静,これらの貨物を積み出し・荷揚げする主要港湾の施設諸元等についての分析を行った.

【担当研究室】 港湾システム研究室

【執 筆 者】 赤倉康寛,二田義規,渡部富博



表  紙 70KB
中  扉 140KB
目  次 95KB
本  文 1,213KB
奥  付 72KB


全  文 1,490KB