研究成果概要


国総研資料 第 476 号

【資 料 名】 NILIM-AISによる対北米コンテナ航路に関する分析
−津軽海峡通過コンテナ船と東京湾寄港コンテナ船の比較−

【概   要】 2000年のSOLAS条約(海上における人命の安全のための国際条約)の改正により,外航船のみならず内航船ともに一定規模以上の船舶へのAIS(船舶自動識別装置)の搭載が義務化された.この結果,陸上にAIS受信局を設置することにより,船舶動静に関する定常的観測および国内外の海域を対象とした解析が可能となった.
本研究では,これまで明らかにされていなかった津軽海峡を通航するコンテナ船(対北米航路)の実態について,東京湾を通航するコンテナ船(対北米コンテナ)の実態と比較して分析した.さらに,これらのコンテナ船の周回航路についても分析することで,それぞれの特徴を明確にした.

【担当研究室】 港湾計画研究室

【執 筆 者】 高橋宏直,後藤健太郎



表  紙 107KB
中  扉 286KB
目  次 199KB
本  文 6,384KB
 1.はじめに
 2.AISおよびAIS陸上局の概要
 3.北米コンテナ航路に関するコンテナ船の分析
 4.北米コンテナ航路に関するループ分析
 5.おわりに
 謝 辞
 参考文献
奥  付 82KB


全  文 6,491KB