研究成果概要


国総研資料 第 454 号

【資 料 名】
レベル1地震動に対する自立矢板式および二重矢板式係船岸の耐震性能照査用震度の設定手法

【概   要】
2007年に改正された港湾の施設の技術上の基準・同解説では,レベル1地震動に対する係船岸の耐震性能照査において,係船岸の許容変形量に応じて,地震動の周波数特性や継続時間等の影響を考慮して照査用震度を算出する方法が導入された.しかし,この方法は重力式,控え直杭式および控え組杭式係船岸に対するもので,その他の構造形式については,未検討となっている.そこで本研究では,自立矢板式および二重矢板式係船岸を対象として,レベル1地震動に対する耐震性能照査用震度の算出方法について検討した.提案する方法は,地震動の周波数特性や継続時間等の影響に加えて,各構造形式の変形特性を考慮して,係船岸の許容変形量に応じた照査用震度を算出するものである.

【担当研究室】 港湾施設研究室

【執 筆 者】 築地健太朗,田川辰也,長尾 毅



表 紙 265KB
中 扉 237KB
目 次 235KB
本 文 1,020KB
奥 付 93KB


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