国総研資料　第 311 号 【資　料　名】 破壊確率を考慮した既存桟橋の補修方法に関する一考察 【概　　　要】 これまで港湾構造物のライフサイクルマネジメントは必ずしも十分に検討はなされてこなかったが，今後は可能な限り低いコストで効率的な施設の整備・維持管理を行っていかなければいけない．そのためには，供用期間中の構造物に生じる様々な状態を予測し，対処していくライフサイクルマネジメントの検討が必要である． 　本研究は，既設の鋼管杭桟橋を対象とし，信頼性理論による破壊確率を用いたライフサイクルマネジメントに関する検討を行ったものである．そして，信頼性理論による破壊確率を用いれば，補修費と破壊時費用からなる期待費用を指標として最適な補修戦略を立案することが可能であることを示した． 【担当研究室】 港湾施設研究室 【執　筆　者】 佐藤秀政，長尾毅 表　紙 30KB 中　扉 253KB 目　次 238KB 本　文 1,034KB 奥　付 25KB 全　文 1,037KB