研究成果概要


国総研資料 第 192 号

【資 料 名】 ユニットロードを対象とする港湾整備に伴うエネルギー消費量とCO2排出量の推計体系の基礎的整理

【概   要】  資源や環境の制約が顕在化しつつある現在,環境負荷の少ない循環型社会への移行が強く求められている.大規模な施設整備とその上に成立する大量の物資輸送等の港湾サービスは,大量の物質やエネルギーの消費を伴うため,港湾事業の実施においては環境負荷の最小化の努力が求められる. その実現に向けて,原料調達・製造・使用・廃棄の全ステージを通した適切な環境負荷の評価手法が必要となり,港湾分野に適用できる実用的な環境負荷の推定手法を練り上げて行く必要がある. このため,本研究では,港湾におけるユニットロード輸送の高度化プロジェクトに伴うエネルギー消費とCO2排出を推計する手法の一連の体系を整理するとともに,その手法体系の実用性等を高めるための個別要素の製造・使用の過程における基本的な条件設定の考え方と計算の基礎となる数値および算法の整理を行った.

【担当研究室】 沿岸域システム研究室

【執 筆 者】 鈴木武



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中 扉 65KB
目 次 30KB
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