研究成果概要


国総研資料 第 190 号

【資 料 名】 80年代以降の欧州航空ネットワークの変遷に関する分析

【概   要】  先の研究において,東アジア全体を捉えた航空需要の流動パターンについての分析を行ったが,(国総研資料No.131,国総研資料No.175),東アジアにおける将来の航空ネットワーク像を予測するには,近年,特に航空自由化が進む欧州の航空市場の動向についても分析していくことが必要であると考えられる.このような背景のもと,欧州の航空政策を踏まえながら,ICAOのTFとOAG時刻表を用いて,概ね20万人以上の路線を対象に都市間の旅客数,週便数,機材区分毎の週便数をまとめ,1981年,1986年,1990年,1995年,2001年のそれぞれについて,欧州域内の国際航空ネットワークの特徴と変遷の分析を行った.本研究により,欧州の航空ネットワークは近年小型機中心で構成されてきており,東アジアとは異なった変遷であることが明らかになった.

【担当研究室】 空港計画研究室

【執 筆 者】 千田奈津子,杉村佳寿,石倉智樹,石井正樹,深澤清尊



表 紙 26KB
中 扉 63KB
目 次 30KB
本 文 649KB
付 録 1,665KB
奥 付 15KB

全 文 2,426KB