研究成果概要


国総研資料 第 89 号

【資 料 名】 港湾における水門等の電動化・遠隔監視化・遠隔操作化に関する研究  〜現状の把握と電動化等対象施設選定手法の提案〜

【概   要】 高潮・津波等の災害から 背後の都市を守るため,それらの災害が発生する前に水門・陸閘等の施設を閉鎖する必要がある。が,その 閉鎖にかけることができる時間は,場合によっては閉鎖作業員の身を危険にさらすこととなる。そのため,それ ら施設の電動化,遠隔監視・操作化を適正に図っていく必要があるが,それらの施設の管理等は海岸管理者に 一任されており,現在は管理者によってその電動化等の進展もまちまちである。そこで,本調査では現地調査等 を行って,水門等可動式の海岸保全施設の管理,維持,電動化等の現状を把握し,整理した上で,今後の電動化, 遠隔化対象施設の選定手法を検討,提案した。これにより,全国の海岸管理者への情報提供を目指すと共に, 適正な事業等を行うべく政策方針決定のための基礎資料となることを目指している。

【担当研究室】 沿岸防災研究室,沿岸域システム研究室

【執 筆 者】 高田悦子,諸星一信,鈴木武



表 紙 24KB
中 扉 64KB
目 次 26KB
本 文 2,515KB
付 録A 167KB
付 録B 10,134KB
奥 付 15KB


全 文 12,910KB