研究成果概要


国総研資料 第 61 号

【資 料 名】 桟橋式岸壁の耐震性照査手法に関する解析的研究

【概   要】  本研究は,桟橋式岸壁の耐震性照査手法を検討したものである.川崎港および横浜港の桟橋式岸壁における強震・微動観測記録をもとに,桟橋式岸壁の震動特性を評価するとともに,杭−上部工ラーメンモデルの振動特性のみを考慮する現行設計法における設計震度の設定方法の妥当性について検討した. さらに,桟橋と土留め工の間に敷設される渡版をモデルに組み込んだ2次元有効応力地震応答解析を行い,渡版の影響を適切に考慮する必要性を示すとともに,2次元地震応答解析による耐震性照査手法に関する提案を行った.

【担当研究室】 港湾施設研究室

【執 筆 者】 長尾毅



表 紙 20KB
中 扉 49KB
目 次 25KB
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