研究成果概要


国総研資料 第 13 号

【資 料 名】 国土形成史から見た社会資本整備 
 −道は歴史を運ぶ大地の川−

【概   要】 歴史的に見て,全国的なネットワークが形成された律令時代の五畿七道,江戸時代の五街道・脇街道は,いずれも高い規格で整備され,また,公的交通のみならず民間交通も利用した.
これらの道路ネットワークは,社会システム全体を支える装置群として,制度群ともからみあい大変よく機能していたものと考えられる.
現代の道路ネットワークも,装置群としての機能を果たし,人々の日常生活を支えるさまざまな約束ごと,制度群とからみあって,さらに大きな役割を果たしていくことが重要である.

【担当研究室】 建設経済研究室

【執 筆 者】 田ア忠行,中島威夫,吉本俊裕,金子正洋



表  紙 271KB
中  扉 273KB
目  次 273KB
本  文 12,279KB
  1. 国土形成史の研究について
  2. 五畿七道
  3. 鎌倉時代の交通ネットワーク
  4. 律令〜室町時代における民間交通の台頭
  5. 戦国時代と織田信長の改革
  6. 江戸時代の交通ネットワーク
  7. 諸外国の人が見た江戸時代の道路
  8. 明治時代の交通ネットワーク
  9. 今後の道路ネットワーク整備のあり方について
参考文献 274KB
奥  付 270KB


全  文 12,289KB