1.背景・経緯
雨水と汚水を分けて排水する分流式下水道では、従来より雨天時浸入水と呼ばれる、雨天時に汚水管内の下水流量が増加する現象が確認され、近年の豪雨の増加により、さらにこの現象が増加するものと見込まれています。また、下水処理場へ流入する下水の流量が急激にかつ想定以上に増加することによって、下水処理場設備への浸水被害が発生しており、対策が求められています。
そこで国総研では、下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト※)として「分流式下水道の雨天時浸入水量予測及び雨天時運転支援技術に関する実証事業」を令和3年度~5年度に実施し、その成果をガイドラインにまとめました。
※B-DASH プロジェクト:Breakthrough by Dynamic Approach in Sewage High Technology Project
(下水道における新技術について、国土技術政策総合研究所の委託研究として、民間企業、地方公共団体、大学等が連携して行う実規模レベルの実証研究)