下水の熱を利用した車道融雪技術を開発

~省エネ・低コストな車道融雪技術を実現~


令和8年2月20日

<概要>


1.背景・経緯
 下水は一般的に、大気と比べて冬は暖かく夏は冷たいという特性があります。この温度差を下水熱と呼び、熱エネルギーとして利用することが可能です。 また下水熱は、日々の生活から発生する下水を利用することから、都市には安定的かつ豊富に存在します。 下水熱は、都市の低炭素化効果の高い未利用エネルギーであることから、国土交通省では、下水熱利用の促進を図るための取り組みを積極的に進めています。 しかし、国内における利用事例は少なく、利用形態も下水処理場内やその近接地での利用にとどまっているのが現状です。
 そこで国総研では、下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト※)として「小口径管路からの下水熱を利用した融雪技術の実用化に関する実証研究」を平成30年度及び令和元年度に実施し、その成果をガイドラインにまとめました。
※ B-DASHプロジェクト: Breakthrough by Dynamic Approach in Sewage High Technology Project
(下水道における新技術について、国土技術政策総合研究所の委託研究として、民間企業、地方公共団体、大学等が連携して行う実規模レベルの実証研究)

2.本ガイドライン(案) の公開
 本ガイドライン(案) は、下水道事業者が本技術の導入を検討する際に参考にできるよう、技術の概要・評価、導入検討、設計・維持管理等に関する技術的事項についてとりまとめています。本ガイドライン(案)は、国総研ホームページで公開しています。
 ダウンロード先URL:https://www.nil im.go.jp/lab/ebg/b-dash.html

3.本技術の概要
 別紙をご覧下さい。

記者発表資料(PDF)

(問い合わせ先)
 国土技術政策総合研究所 上下水道研究部 下水道研究室
  室長 安田将広、主任研究官 松浦達郎
  TEL:029-864-3343 E-mail:nil-gesuidou@ki.mlit.go.jp