郊外住宅市街地の再生に向けた技術的知見を提供
～国総研研究報告第74 号『成熟社会に対応した郊外住宅市街地の再生技術の開発』を刊行します！～

令和6年4月16日

• 国総研では、オールドタウン化が進行している郊外住宅市街地の再生を 促進するため、「成熟社会に対応した郊外住宅市街地の再生技術の開発」（平成30 年度～ 令和4 年度）に取り組み、研究成果をとりとめた報告書を刊行します。

＜概要＞

• 都市郊外に大量に供給された住宅市街地（住宅団地）では現在、少子・高齢化の進展、住宅の老朽化、生活利便性の低下等のオールドタウン化が進行しており、その再生が社会的課題となっています。
• 報告書では、地域住民の取り組みを支援する専門家や事業者、地方公共団体等向けに、安全の確保や多世代コミュニティの形成、居住者のQOL の向上といった観点から、郊外住宅市街地をより暮らしやすい環境に再生させるための技術的知見を収録しています。
• ＜目次＞
  第Ⅰ編　序論
  第Ⅱ編　団地カルテを用いた郊外住宅市街地の現状・課題等の把握手法
  第Ⅲ編　既存住宅の長寿命化に係る耐久性向上技術
  第Ⅳ編　共同住宅の住戸の空間拡大技術
  第Ⅴ編　郊外住宅市街地における生活環境の向上技術
  第Ⅵ編　郊外住宅市街地における移動環境の向上技術
  
• ＜資料の公開先：国総研ホームページ＞
  国総研研究報告 第74号「成熟社会に対応した郊外住宅市街地の再生技術の開発」