土木の日2024一般公開

開催レポート

 

  
 国総研(旭庁舎)では、11月16日(土)に「土木の日2024一般公開」を(国研)土木研究所と共同で実施しました。本イベントは、11月18日の「土木の日」にちなんで毎年開催しており、土木事業や研究所の仕事を理解して頂くことを目的としています。
 今年度は国総研の役割や活動をより広く理解いただくために、旭庁舎の研究室が普段見ることができない施設や実験装置の見学、様々な体験企画などを行いました。
 当日は朝から曇り空ではありましたが、例年よりも暖かい陽気で、大きく天気が崩れることも無く、
1,249名にご来場いただきました。
 当日の様子をご紹介します。


 

◇施設見学

10種類の実験施設見学を行いました。

【高速走行でカーブを曲がれ!】ー試験走路ー 

試験走路を走行し、実験施設の紹介を通して道路に関する知識を身につけてもらいました。2周目は高速走行を体験してもらいました。


【無人ショベルカーを動かせ!】−建設DX実験フィールド−

無人ショベルカーを遠隔で操作する体験をしてもらいました。


【無人で走るトラックを観察しよう−舗装走行実験場−

舗装の耐久性を確認するため、大型トラックが無人で走行をしている実験の様子を見てもらいました。


【トンネルの明るさってどれくらい?】−実大トンネル実験施設−

実大トンネル施設の中を歩いて、明るさの違いを体験してもらいました。


【地震に強い道路をつくろう】−道路基盤構造実験施設−

地震がおきても段差が出来ない道路をつくる工夫を学んでもらいました。


【橋の健康診断をしてみよう】−臨床研究用撤去部材保管施設−

実際の道具を用いて、橋の検査を体験してもらいました。

【ド迫力!ダム緊急放流中!!】−ダム水理実験施設−

ダムの模型で役割と構造を学んでもらいました。放流の様子も見てもらいました。



【下水道の点検調査を知ろう!】−下水道管路模擬施設−

地上に再現した下水道施設を見ながら下水道の役割や点検調査を知ってもらいました。


【小さな模型で大きな地盤の実験ができるか見てみよう!】−大型動的遠心力載荷試験装置−

ミニチュア模型に遠心力を加えて実物と同じ力を再現する方法を知ってもらいました。


【地面の中を調べてみよう!】−機械施工屋内実験施設−

いろいろな地面の性質を調べる方法を調べてもらいました。

体験教室

 混雑緩和を図るため国総研本館ロビーに加えて、実験廃水処理施設や土研ICHARM棟を活用して実施しました。


A会場(国総研本館ロビー)
【土木の計測方法を知ろう】

 
ドローンの展示などを行い、大きな構造物の測り方などを体験してもらいました。

【土石流の仕組みを知ろう】

模型を使って土石流の被害や土石流の被害を防ぐ方法について学んでもらいました。

【ペットボトルキャップで土のうを作ろう】

洪水時にみんなを守る土のうをペットボトルで作ってもらいました。


【水がきれいになる仕組みを知ろう】

実験をとおして水がきれいになる仕組みを体験してもらいました。


B会場(実験廃水処理施設)
【マインクラフトで洪水を体験しよう】

 
マインクラフトを使って恐ろしい洪水被害を体験してもらいました。

【ダム博士になろう】

動画を見たりお話を聞いたりしてダムについて学んでもらいました。

【トンネルの強さを知ろう】

紙工作などを行い、トンネルの強さのひみつについて学んでもらいました。



C会場(土研ICHARM棟)

【コンクリートをつくろう】

実際にコンクリートを練り混ぜて作る体験をしてもらいました。


展示物

【第31回ボール紙で作る橋コンテスト全応募作品展示(506作品)】

 

【働く自動車展示】

関東地方整備局下館官事務所の協力により排水ポンプ車と照明車を展示しました。

【職員サークル「土鼓ゐ」による演奏】

【子供と触れ合うぞうさんの様子】



◇ボール紙で作る橋コンテスト

  「ボール紙で作る橋コンテスト」は、皆さまに支えられ今年(令和6年)で31回目となりました。
 一般公開当日は、
優秀作品の表彰式を行いました。

 本コンテストの開催報告は、こちらのページに掲載しております。是非ご覧ください!


 最後になりましたが、「土木の日2024一般公開」にご来場頂いた皆さまに、深く御礼申し上げます。ありがとうございました。