ボール紙でつくる橋コンテスト

-皆さんのアイディアと一生懸命さの伝わってくる作品ばかりでした-


平成28年度 開催報告

 「ボール紙でつくる橋コンテスト」は、国総研および土研を知って頂くとともに、日本の将来を担う小学生にものづくりを通じて私達の生活を支える橋などの土木インフラの大切さを知って頂くことを目的として、平成6年より実施しており、今年で23回目を迎えます

 

 平成6年度から実施しており、今年で23回目を迎えました。
 橋コンテストの対象者はつくば市内の小学4・5年生で、工作用ボール紙を用いて“ぼくのはし、わたしのはし”をテーマに、独創的、夢のある橋を作ってもらいました。
 昨年度までの参加対象は、つくば市内の小学5年生児童としておりましたが、今回より小学4、5年生としました。
  これは、より多くの児童に参加頂くとともに、さらに1度だけでは無く継続して参加頂き、1度参加した経験を活かしたり他の作品をみたりして次の年にはより良い作品を作っていただくことで、コンテスト全体がレベルアップすることを期待しております。
 その結果、34の小学校から657名の596作品の参加があり、参加数は昨年度よりほぼ倍増となりました。(昨年度参加数:379名、340作品)
 コンテストの募集は5月末に告知をし、参加した皆さんの多くは、夏休みの宿題として取り組んでいただきました。


★橋コンテスト制作条件

  1.主な材料は、4つ切りの工作用ボール紙2枚以内とする。
  2.幅30cmの川を渡ることができる(川の中に橋などは立てられません)。
  3.重さ1kgのおもりを中央付近に載せても壊れない。
  4.色付や飾り付けをして、ぼくの橋、わたしの橋を表現する。



★審査会

 一般公開に先立って行われた橋コンテストの審査会では、美術・橋梁の専門家・教育関係者が、以下の観点から審査を行い、制作条件を満たす作品の中から最優秀賞(3作品)、美術デザイン賞(5作品)、構造デザイン賞(5作品)、努力賞(5作品)を選出しました。

  ・ぼくらしさ、わたしらしさ(独自の工夫)
  ・橋として丈夫で安定しているか
  ・形や色、仕上がりの美しさ

また、在校児童数に対する参加率の高い学校には、学校奨励賞(6校)を授与しました。

 

<審査員>
  ・審査員長:平 不二夫 (筑波大学 名誉教授)
  ・審査員  :佐野 賢一 (つくば市教育委員会)
  ・審査員  :佐山 剛勇 (日本デザインコンサルタント協会)
  ・審査員  :木村 嘉富 (国土技術政策総合研究所 道路構造物研究部長)
  ・審査員  :金澤 文彦 (土木研究所 橋梁構造研究グループ長)



★表彰式・作品の展示

 土木の日(一般公開)当日には、国総研研究本館1Fロビーにおいて、各賞受賞者、審査員の皆さんを交えて、表彰式を行いました。

  
                  
    作品を持って記念撮影

       
       藤田国総研所長の挨拶              表彰状授与              審査員長より作品へのコメント




★作品の展示

 土木の日当日、応募作品は国総研研究本館に展示され、多くの皆さんの目を楽しませていました。

    



★入賞作品

 28年度の入賞作品を掲載しております。ご覧になりたい賞をクリックして下さい。

 ★最 優 秀 賞 (3作品)★

 ★構造デザイン賞 (5作品)★

 ★美術デザイン賞 (5作品)★

 ★努 力 賞   (5作品)★

 


★学校奨励賞

 学校奨励賞は以下の6校です。

  高山学園島名小学校
  豊里学園今鹿島小学校
  百合ヶ丘学園田水山小学校
  大穂学園前野小学校
  大穂学園要小学校
  大穂学園吉沼小学校

 


たくさんのご応募ありがとうございました!