令和7年(2025年)・第32回

令和7年度最優秀賞は、以下の3作品です。

光とおどる風の橋

つくば市立桜南小学校 星尾 明里 さん
<製作者の作品アピール>
私の橋は「風」をモチーフにし、目に見えない空気の動きをどう表現するかにこだわりました。
試作の中で、縦にも横にもうねりをつけるデザインを思いつき、組子の構造にすることで、丈夫さと風の軽やかさを出しました。
少しずつ前後のうねりをずらしていくために、一つ一つのパーツに記号をつけて、形をミリ単位で記録していく作業が大変でしたが、全体が組み合わさった時の仕上がりが美しくて、嬉しかったです。
真上から見ても、風に運ばれている花や葉のデザインが入っています。
風に浮くシャボン玉を飾り、太陽の光を受けているイメージで色をつけました。
本来は歩くことが出来ない「風」の上を渡る、不思議な体験をして欲しいです。
        


麻刀橋

つくば市立香取台小学校 野上 紫央 さん
<製作者の作品アピール>
麻の葉模様は魔除けの意味が込められているのでこの橋を渡ると幸せが訪れます。
一つ一つ丁寧に作りました。
        


海へ続く橋

つくば市立沼崎小学校 若梅 優実 さん
<製作者の作品アピール>
砂浜や波、波あわをイメージし、きらめく海を表現した。
        





令和7年度構造デザイン賞は、以下の5作品です。

和橋

つくば市立東小学校 町田 翔平 さん
<製作者の作品アピール>
木造の橋を表現し、飾りつけのパーツも組み合わせて作ったところ。
        


琴巴の作った琴の橋

つくば市立松代小学校 中山 琴巴 さん
<製作者の作品アピール>
橋が曲線になっているところ。中に円柱を入れて1キロたえられるようにした。
柱が車の標識になってるところ。黒と金が生えて高級に見えるところ。木の木目と和紙が合ってるとこ。
     


逆さ富士橋

つくば市立春日学園義務教育学校 小林 璃央 さん
<製作者の作品アピール>
これまでになかった橋を作ろうと思いました。これまで、ありそうでなかった、山の中のトンネルの下にある橋を作ってみました。
そして、その山が富士山だったらとてもワクワクすると思いました。逆さ富士もとてもきれいに見えて、みんながよろこんでくれるような、橋を作りました。
        


サカバンバスピスの橋

つくば市立学園の森義務教育学校 平谷 栞菜 さん
<製作者の作品アピール>
サカバンバスピスのチャームポイントである丸みを毛糸で表現しました。
        


フクロウのいる森

つくば市立みどりの学園義務教育学校 管野 稜久 さん
<製作者の作品アピール>
自然を壊さない橋づくりをしているところ
        





令和7年度美術デザイン賞は、以下の5作品です。

かめブリッジ

つくば市立研究学園小学校 加藤 航 さん
<製作者の作品アピール>
人が通るところを五角形にしたところ
        


シャチとイルカのジャンプ橋

つくば市立竹園西小学校 笠間 彩乃 さん
<製作者の作品アピール>
シャチやイルカがジャンプをしている下をくぐれる橋を作りました。
橋の左右の泡は、トレーシングペーパーやセロハンを使って透明感を出しました。
また、石のような模様の紙を使って、石だたみの橋を表現しました。
        


災害支援対応クーリングシェルター橋

つくば市立竹園西小学校 山越 大慶 さん
<製作者の作品アピール>
ドームは空調のあるクリーニングシェルターです。アイスホテルを意識した彩色にしました。
災害時は橋を拡張して、災害支援の拠点にしたいです。ヘリポートと、スーパーアンビュランスや指揮支援車など大型車両が停められる駐車スペースにしました。
青い部分でソーラー発電して、この橋内でカーボンニュートラルを達成できたら、エコと電力遮断に対応できると考えました。色はもう少し濃い方が発電している雰囲気が出たかなぁと思います。
ボール紙で作った時はスムーズに動いたのですが、塗装により抵抗が生じて動かなくなったので裏側は鉛筆で塗装し滑りを良くするなど色々チャレンジしました。でも動きが悪いです。
審美性と機能の両立が難しかったです。
        


ステゴサウルスの橋

つくば市立並木小学校 方波見 遙乃 さん
<製作者の作品アピール>
ステゴサウルスの化石とアーチ橋を組み合わせて作りました。
そうしょくする前にアーチ橋に1kgの重りをのせてたえる事をかくにんしました。
化石のふんいきを出すために3色の紙をちぎってはりました。
人が歩ける道をアーチ橋の下に作りました。
        


世界を繋ぐ架け橋〜大屋根リング〜

つくば市立沼崎小学校 岡野 祥大 さん
<製作者の作品アピール>
実際に大阪関西万博に行って大屋根リングを観察しました。
また、色々な国のパビリオンにも行きました。
大屋根リングに国旗を立てて、世界のみんなが仲良くなれるように、リングに祈りを込めました。
        





令和7年度努力賞は、以下の5作品です。

イルカ橋

つくば市立小野川小学校 松本 優依 さん
<製作者の作品アピール>
この橋は私が大好きなイルカをモチーフにしています。通る人がわくわくする様な橋になりました。
1kgの重りに耐えられる様に強度を付けるため、上段の1・2段目はトラス構造にし、3段目はじゃばら折りにした紙を挟んでいます。
トラス構造は強度に加えて、美しさもでたと思います。
イルカは優雅さと賢さで多くの人に愛されています。
イルカの泳ぐ姿を見ると心が穏やかになり日常の悩みから少し離れる事が出来ます。
このイルカ橋を渡ると幸せや希望を感じられ未来を明るくしてくれる、イルカ橋にはそんなパワーがあります。
        


波橋

つくば市立栗原小学校 倉田 柚月 さん
<製作者の作品アピール>
葛飾北斎の富嶽三十六景神奈川沖浪裏をイメージして作りました。
丈夫な橋にするためトラス構造を組み合わせ、波を表現しました。
        


きらめく鉱物橋

つくば市立東小学校 木村 さくら さん
<製作者の作品アピール>
大好きな鉱物をイメージして作りました。
強くするために三角や六角の柱をたくさん入れて、水晶の鉱脈みたいにしました。
道路部分には桜石のような模様をいれました。
        


カラフル島の秘密

つくば市立春日学園義務教育学校 寺川 実希 さん
<製作者の作品アピール>
橋の構造はハニカムにしました。
丸太の橋を渡り始めたら、実は島全体が橋だった!という構想を形にしてみました。
水面の様子を折り紙をちぎって貼ったところと、ハニカムの側面に魚達が泳いでる様子を表現しました。
        


Spiral of Life

つくば市立みどりの学園義務教育学校 中村 美陽 さん
<製作者の作品アピール>
大阪・関西万博を見て、ふだんは見えないDNAにとても興味をもちました。
DNAが「二重らせん」ということを知って、そのふしぎな美しい形にみりょくに感じ、橋の屋根にその形を取り入れました。
この屋根は、過去から未来まで受け継がれていく『命のバトン』をイメージしています。
カラフルな色については、いろいろな人がそれぞれちがう個性を持つ『十人十色のDNA』を表しました。
前回、ハニカム構造の橋を作ったので、今回はデザインとして六角形の柱にしました。
そして、三角形や六角形は力に強い形だと前回学んだので、今回も1キロの重さにもたえられるように、うら面も工夫しました。