【特許番号】第２９９０２６７号
【登録日】平成１１年（１９９９）１０月１５日
【発行日】平成１１年（１９９９）１２月１３日

【請求項１】 道路の状態を示す道路情報を入力する道路情報入力手段と、該道路情報を外部に伝送する複数の通信手段とを有する情報処理装置が、前記通信手段の１台又は複数台を用いてネットワークに複数台接続することで構成される道路情報通信システムにおいて、情報処理装置に、道路情報を伝送するときに、情報処理装置の位置座標を示すデータを付加する手段と、ネットワークを経由して送られてきた別の情報処理装置からの道路情報に付加された位置座標と、自分の位置座標とから距離を計算する距離計算手段と、算出された距離値によって道路情報のレベルを判断するレベル判断手段とを設け、このレベルによって道路情報を受信した通信手段以外の通信手段に転送し、その重要度に応じて不要データの破棄処理を行うことを特徴とする道路情報通信システム。

【請求項２】 位置座標をＸ，Ｙ座標で表し、距離計算手段でＸ座標の差の２乗とＹ座標の差の２乗との和の平方根を距離として扱うことを特徴とする請求項１に記載の道路情報通信システム。

【請求項３】 情報処理装置に、道路情報を伝送するときに、伝送するデータに情報のレベルを付加して送ることを特徴とする請求項１に記載の道路情報通信システム。

【請求項４】 位置座標をＸ，Ｙ座標で表し、距離計算手段でＸ座標の差の絶対値とＹ座標の差の絶対値のいずれか大なる値を距離として扱うことを特徴とする請求項１に記載の道路情報通信システム。