排水処理装置 |
【登録番号】第1909600号 |
【登録日】平成7年3月9日 |
【請求項1】散気装置が設けられた反応槽と、該反応槽に連結された上向流式反応槽とからなる反応部が多段に連結されている排水処理装置において、前記反応部が複数設けられた前段反応部と、同じく複数設けられた後段反応部とに区別し、前段反応部は固液分離反応部として構成し、後段反応部は生物反応部として構成し、散気装置が設けられた各反応部より流出し、上向流式反応部に流入する前の排水中の溶存酸素濃度を測定する装置を設けて、該溶存酸素濃度が4mg/l以下とならないように散気量を制御し、さらに前段反応部に生成する汚泥が、後段反応部に生成する汚泥に混合しないよう、前段反応部の最終段の上向流式反応槽の上部を、それより前段の上向流式反応槽と管路で連通し、この管路に前記最終段の上向流式反応槽へ流入水量の5%以下の流量で余剰汚泥を、前記の前段の上向流式反応槽へ返送するポンプを設けたことを特徴とする排水処理装置。 |
【請求項2】 散気装置が設けられた反応槽と、該反応槽に連結された上向流式反応槽とからなる反応部が多段に連結されている排水処理装置において、前記反応部が複数設けられた前段反応部と、同じく複数設けられた後段反応部とに区別し、前段反応部は固液分離反応部として構成し、後段反応部は生物反応部として構成し、散気装置が設けられた各反応部より流出し、上向流式反応部に流入する前の排水中の溶存酸素濃度を測定する装置を設けて、該溶存酸素濃度4mg/l以下とならないように散気量を制御し、さらに後段反応部の最終段の上向流式反応槽の汚泥が処理水中に流出しないように、該反応槽の上部をそれより前段の上向流式反応槽と管路で連通し、この管路に前記最終段の上向流式反応槽への流入水量の5%以下の流量で余剰汚泥を、前記の前段の上向流式反応槽へ返送するポンプを設けたことを特徴とする排水処理装置。 |