国土交通省 国土技術政策総合研究所 道路構造物研究部

橋梁研究室

研究内容

橋梁研究室の研究内容をご紹介します。

行政等の技術者に対する研修・セミナー




平成28~30年度達成度確認試験〔学科〕問題


出題範囲
・道路橋定期点検要領(平成26年6月 国土交通省 道路局)
・道路構造物管理実務者研修(橋梁初級Ⅰ)
 道路橋の定期点検に関するテキスト
・道路橋の定期点検に関する参考資料(2013年版)
 -橋梁損傷事例写真集-
※解答は公表しておりません









橋梁初級Ⅰ研修試験問題〔学科〕

次の問題について、その内容が正しければ◯を、正しくなければ✕を答案用紙に記入しなさい。(回答欄に一つだけ記入すること。)


                                     
1径間長とは、橋の長さ方向に測った支承の中心間距離のことをいう。

2支間長とは、橋台パラペット前面と橋脚中心線間、橋脚中心線と橋脚中心線間の距離のことをいう。

3対傾構の役割の一つは、上部構造が立体的な機能を保持して各部材に所定の機能を発揮させるために断面的な形状を保持する部材である。

4設計で想定する部材間の荷重分担と実際の荷重分担は異なる。

5設計で想定する部材間の荷重分担と実際の荷重分担は異なることから、変状原因や進展性の推定においては、実際の荷重分担や応力状態を変状の現況に基づき推定し、考慮する必要がある。

6道路橋の定期点検では、基本として全ての部材を近接目視することが求められているが、この中には接合部(連続部、格点部を含む)の近接目視も含まれる。

7橋の設計計算において、下の図のように橋面に鉛直方向に作用する荷重は、床版→主桁・横構→支承→下部構造へと伝達されると一般に仮定される。

  
                     図


8橋の設計計算において、下図のような橋面に水平方向に作用する荷重は、主桁→横桁・対傾構・床版・横構→主桁→支承→下部構造へと伝達されると一般に仮定される。

                 
                           図


9橋の設計計算において、下の図に示すようなトラス橋やアーチ橋のように床組がある場合、鉛直方向に作用する荷重は、直接自動車荷重を受ける床版→床組(縦桁、横桁)→主構→支承→下部構造へと伝達されると一般に仮定される。

           
                           図


10RC構造の主桁では一般に断面の引張側でコンクリートにひびわれが生じることを前提とし、コンクリ-トの引張強さを見込まないで設計されている。


11PC構造とは、道路橋の設計においては、プレストレスの存在を前提に、コンクリートが全断面で作用力に抵抗することを前提に設計される構造のことをいい、作用力に対して断面に圧縮応力を生じさせないように構造を設計している。

12床版防水層は、床版への雨水の浸透による床版内部の鉄筋や鋼材の腐食、及びコンクリートの劣化を防ぐために床版内部に設ける防水層のことをいう。

13床版のかぶりコンクリートにうき、剥離、鉄筋露出を生じやすいのは、疲労によるひびわれのためだけではなく、コンクリートの中性化などとの複合的な要因が関係する。

14斜橋の床版の中間部は縁端部に比べて大きい断面力が生じ、さらに輪荷重が衝撃的に作用するため、端部に比べて増厚が行われる。

15下の図は、斜橋のRC床版において、中間支点部に比べて端部では斜め方向に補強鉄筋を配置している例を示している。床版に生じる斜め方向に補強鉄筋を配置するのは、支承の配置方向が必ずしも床板支間方向と一致せず、応力状態が複雑になることに対する配慮がされたものである。
          
                           図
 
16支承に求められる変位追従機能とは、上部構造に作用する荷重を支持して下部構造に伝達する機能のことである。

17橋の設計において温度の影響が荷重として考慮されるのは、凍害が懸念されるためである。

18床版防水層は床版への雨水の浸透による床版内部の鉄筋や鋼材の腐食、及びコンクリートの劣化を防ぐために床版上に設ける防水層であり、昭和40年代から義務化されている。

19床版防水層は床版への雨水の浸透による床版内部の鉄筋や鋼材の腐食、及びコンクリートの劣化を防ぐために床版上に設ける防水層であり、平成14年以降に標準化された。

20落橋防止システムのうち、横変位拘束構造に求められる機能とは、支承部が破壊したときに、上部構造が橋軸直角方向に変位することを拘束することである。

21落橋防止システムのうち、落橋防止構造に求められる機能とは、下部構造が倒壊等の致命的な状態に至っていない段階において、橋の複雑な地震応答や流動化に伴う地盤変形等によって支承部が破壊したときに、橋軸方向の上下部構造間の相対変位が桁かかり長を越えないようにすることである。

22道路と橋梁との境界部や橋桁端相互の継目部に設けられる伸縮装置は、構造による分類として「荷重支持型」と「荷重非支持型」があるが、後者は伸縮量が小さい場合に一般的に用いられるものである。

23支承に求められる機能には、荷重伝達機能、変位追従機能のほか、特殊な支承では、地震時に生じる振動に対する減衰機能がある。

24下の図の①で示した部分をパラペット、②で示した部分を橋座部という。

             
                          

25落橋防止システムにおける横変位拘束構造とは、支承部が破壊したときに、上部構造が橋軸方向に横変位することを拘束する、ことを目的として設置される構造をいう。

26下の図の①で示した部分を橋座部、②で示した部分をフーチングという。

 
                    図

27下の図のような構造を方杖ラーメン構造という。


            
                        図

28アーチ形式の橋は、その部材の特性によりアーチ橋、ランガー橋、ローゼ橋などに大別される。図に示すランガー橋は桁橋をアーチで補強したものであり、アーチ部分はほとんど曲げに抵抗できないのが特徴である。
             
                        図

29車両用防護柵にはたわみ性防護柵と剛性防護柵とがあり、原則として緩衝性に優れるたわみ性防護柵を選定するものとしている。

30下の図のように、PC橋の桁全体に斜め45度方向のひびわれがみられる場合、応力超過、プレストレス損失が疑われる。

            
                       図

31上部構造の下部に路面を設けた橋を上路橋という。

32主桁や主構など上部構造の間の高さ位置に路面を設けた橋を中路橋という。

33主桁や主構など上部構造の下部に路面を設けた橋を上路橋という。

34主桁や主構など上部構造の上部に路面を設けた橋を下路橋という。

35主桁や主構など上部構造の下部に路面を設けた橋を下路橋といい、トラス橋や吊橋はそれに当てはまる。

36斜張橋は、塔間に渡したケーブルから桁を懸垂する形式の橋である。

37斜張橋は、塔間に渡したケーブルから桁を懸垂する形式の橋である。一方、吊橋は、主桁や主構など上部構造を塔から延びる吊材ケーブルで直接支持する形式の橋である。

38下の図の①で示した部分を橋門構という。

              
                           図

39昭和48年以前につくられた床版は、現在の床版に比べて、床版厚さが薄く、また鉄筋量も多いために疲労の影響も大きい。

40昭和48年以前につくられた床版は、現在の床版に比べて、床版厚さが厚く、コンクリートのうき・剥離が生じやすく、また、鉄筋量も少ないために疲労の影響も大きく、ひびわれが発生しやすい。

41アーチ形式の橋は、アーチ橋、ランガー橋、ローゼ橋などに大別されるが、いずれもアーチの部分のみで全ての力に抵抗している。

42鋼箱桁橋の箱桁内に設置されるダイヤフラムは、桁の曲げ剛性を確保するために設置される。

43下の図の桁構造のように、支点部でない位置で上部構造にヒンジを設けた桁構造をゲルバー桁という。

          
                         図

44トラス橋では部材の組合せ方によって多くの種類があるが、部材の組み合わせによらず斜材は常に引張材であることが特徴である。

45トラス橋では部材の組合せ方によって多くの種類があるが、定期点検で健全性の診断を行う場合には、それぞれの部材がどのような役割を果たしているのかを確認しなければ正しい診断ができないだけでなく、危険性を見落とすことになるので、都度、構造とその特徴を確認して診断しなければならない。 

46鋼鈑桁橋(図1)は鋼板をI型断面に溶接した橋であり、鋼箱桁橋(図2)に比べて、曲げ剛性・ねじり剛性を大きくできる。

    


47RC床版橋は、支間長が比較的短い場合は充実断面が用いられる場合が多く、支間長が比較的長い場合は中空断面が用いられる場合が多い。

48床版橋は充実断面の版からなる橋である。

49鋼コンクリート合成床版は、床版コンクリートの外観目視ができないことから、定期点検では、打音によりずれ止め部コンクリートの健全性を確認したり、鋼板継目からの漏水や遊離石灰の析出、舗装の状態などを確認することが基本となる。

50伸縮装置とは、土工部と橋梁部との境界部や橋桁端相互の継目部に設けられるものであり、温度変化や荷重作用による桁の伸縮や変形に対応するとともに、路面の連続性を確保させるものである。

51伸縮装置に要求される機能の一つとして、温度変化、荷重、コンクリートのクリープ及び乾燥収縮、地震の影響などによる上部構造の橋軸方向の変位に対して伸縮が容易であることがあげられる。

52連続桁は3つ以上の支点で一連の上部構造が支持されたものである。下の図は連続桁の曲げモーメントを示したものであるが、中間支点では桁の上面に引張応力が生じ、負の曲げモーメントが発生するということを表している。
             

53鋼材試験片の両端を引っ張ると、初期の応力とひずみは比例関係(直線)を示す、この関係が成立する最大の応力を引張強さという。

54弾性とは、外力の増加により生じた変形が、その外力を取り除いた場合に消失し、原型に戻る材料の性質のことである。

55塑性とは、外力の増加により生じた変形が、その外力を取り除いた場合に消失せず、原型に戻らない材料の性質をいう。

56コンクリート部材は、引張に比べ、圧縮に弱いという特性がある。

57せん断による斜めひびわれを跨ぐようにコンクリート部材に配置される鉄筋は、鉄筋コンクリート桁には配置されるが鉄筋コンクリート橋脚には配置されていない。

58従荷重とは、橋の主要構造部を設計する場合において、常に作用すると考えなければならない荷重である。

59活荷重とは、常に変化する風や地震力や通行車両などを荷重に置き換えたものの総称である。

60従来、道路橋の設計においては鋼床版や軌道が併設される場合などの特別な場合を除いて一般には疲労の影響を考慮しなくてもよいこととされていたが、平成14年以降の設計基準からコンクリート製主桁についも疲労設計を行うことが規定されている。

61下の図に示すように部材を曲げると、部材はたわみ、各断面が回転する。部材をたわませ、断面を回転させる力を曲げモーメントという。

                     
                            図

62コンクリート部材に下の図のような斜めひびわれが生じてもそこを跨ぐ引張り応力を分担できるようにするために、部材内に部材軸に直交する方向に配置する鉄筋を配力筋という。

                 
                            図

63鋼道路橋における鋼部材の溶接部は応力が分散され、疲労亀裂の起点とはならない。

64鋼道路橋における鋼部材の溶接不良部は応力集中部となり、疲労亀裂の発生リスクが高まることから、溶接品質の十分な管理が必要である。

65下の図に示すような鋼道路橋の高力ボルト接合には、支圧接合や引張接合に加えて、摩擦で荷重を伝達する原理を用いた摩擦接合がある。

              
                          図

66劣化部を補修した箇所で再劣化の兆候が疑われる場合には、施工不良、原因の除去の不足、補修材料等の不適合など様々な要因が関係するものであるので、調査が必要な場合がある。

67鋼道路橋の部材の連結方法には溶接接合、高力ボルト接合がある。古くはリベット接合が広く用いられていたが、鋼材の高強度材料が開発されるとともに、1980年代頃から高力ボルトが広く採用されてきた。

68下の写真に示す高力ボルトを高力六角ボルトという。



69トルシア型高力ボルトの外見上の特徴は、ボルト頭も多角形になっていることである。

70下の写真の矢印で示した部分は磁粉探傷試験による亀裂の指示模様である。

       

71下の写真はボルト等のゆるみを判別しやすくするために用いるマーキング(合いマーク)の例であり、目視によりボルト、ナットのゆるみを確認するための方法であるが、定期点検時には打音や触診などによりボルトやナットが容易に回転するかどうかだけでなく、座金や連結板周辺のすべり痕の有無についても確認する必要がある。

       


72落橋防止構造は、耐震部材であり、定期点検の対象外である。

73耐候性鋼材において重要である緻密なさび層の形成の条件は、大気中の塩分及び亜硫酸ガスの量が多いこと、継続的に乾湿が繰り返される環境であることがあげられる。

74耐候性鋼材において重要である緻密なさび層の形成の条件は、継続的に乾湿が繰り返される環境であることがあげられる。

75鋼主桁に耐候性鋼材を用いた橋に良好な保護性さびが形成されるためには、架橋直後は絶えず湿潤状態となる環境下にあるのが望ましい。

76昭和55年道路橋示方書より古い基準を適用したRC橋脚などで、補強が行われていない場合、地震時に鉄筋の段落とし部における曲げせん断破壊による損傷のおそれがある。

77現在供用中の道路橋において、高力ボルトF11Tは使用されていない。

78現在供用中の道路橋において、高力ボルトF11Tが使用されている橋が存在する。

79細長い棒部材や棒部材を構成する薄板において、部材が細長いほど座屈が生じやすく、軸線からの軸方向荷重の偏心量が大きいほど座屈が生じ難い。

80昭和47年の道路橋示方書では鉄筋コンクリート床版の設計法が大幅に改訂され、最小床版厚は厚くされたものの、配力鉄筋量の最小量が縮減された。

81腐食による著しい板厚減少と同時に亀裂が生じた例がある。

82鋼部材の腐食による著しい板厚減少と同時に亀裂が生じた例がある。

83塩害は、海岸付近で発生する特有の現象であることから、内陸部においては塩害は現れないものと考えてよい。

84道路橋の部材で亀裂が生じる代表的な原因は疲労であるが、腐食の進行によっても亀裂が生じる可能性がある。

85塗装による鋼材の防食では、塗膜の最外層の上塗り塗装がその機能を担っている。

86道路橋の塗装において、上塗り塗装は防錆性と被塗物への付着性を有し、下塗り塗装は耐候性を有し、中塗り塗装が上塗り塗装と下塗り塗装の付着性を保つ役割を分担している。

87平成17年の鋼道路橋塗装・防食便覧の改定から、鋼道路橋塗装・防食便覧では塗装仕様は、厳しい腐食環境に耐え、耐久性に優れた重防食仕様とよばれる塗装系を推奨している。

88コンクリート主桁に配置するスターラップは、主桁に発生するせん断力に抵抗する鉄筋である。

89下の図1、2はPC構造の定着部を示したものであるが、図1を上縁定着方式といい、この方式は橋面水が舗装、さらには上縁の後埋めコンクリート打継ぎ面から定着具やシース内に浸入し、PC鋼材を腐食・破断へと導く可能性があることから、現在の道路橋の設計には用いられていない。

        
90下の図に示すPCT桁の間詰め床版の構造は、現在はT桁の上フランジ側面が鉛直になるように改良されており、これにより間詰め床版が落ちにくい構造となった。
    
                     図
91パイルベント橋脚は、河床洗掘を受けやすい構造である。

92洪水時に洗堀被害を受けやすい橋梁の構造の特徴として、「河積阻害が大」、「桁下高不足」、「パイルベント橋脚」、「根入れの小さい基礎(直接基礎)」はあてはまる。

93道路橋の定期点検は、道路管理者に法的に課せられた義務である。

94道路橋の定期点検では、近接目視による適切な写真等の損傷捕捉記録が別途作成されていれば、現地に行かずとも健全性の診断を行ってよい。

95道路橋の定期点検は、「必要な知識と技能を有する者によること」、「5年に1度の頻度で行われること」、「近接目視によること」、「異常を発見し様式に記録すること」の4つの条件を満たせば良い。

96道路橋の定期点検の健全性の診断結果には、「橋の機能や性能」の観点から、「措置の目的(予防保全、機能回復)」と「切迫度(いずれ、早期に、緊急に、など)」を判断した結果を、Ⅰ~Ⅳのいずれかに分類する。

97道路橋の定期点検の健全性の診断は、損傷の種類、面積、長さ、深さの機械的な当てはめや、既存の何らかの区分からの機械的な読み替えで決定することは出来ず、その橋の構造や架橋環境、履歴なども踏まえて個別に診断することが求められている。

98各道路管理者が独自に道路橋の定期点検要領を有する場合、当該管理者は、道路橋定期点検要領(平成26年6月 国土交通省道路局)の内容の定期点検行為を省略できる。

99各道路管理者が独自に道路橋の定期点検要領を有する場合であっても、当該管理者は、道路橋定期点検要領(平成26年6月 国土交通省道路局)の内容の定期点検行為を省略することはできない。

100道路法第42条において、「道路を常時良好な状態に保つように維持・修繕」に努めることは各道路管理者の責務とされており、適切な点検の実施等、道路を良好な状態に保つよう維持管理を実施する必要があるが、橋長2.0m未満の橋梁については道路法第42条の対象外である。

101道路橋の定期点検は、5年に1度の頻度で行うことを基本とし、その期間を短縮してはならない。

102道路橋の定期点検は、5年に1度の頻度で行うことを基本としているが、その期間を短縮することはできても、5年を大きく越えることはできない。

103各道路管理者が独自に道路橋の定期点検要領を有する場合、当該管理者は、道路橋定期点検要領(平成26年6月 国土交通省道路局)の内容の定期点検行為を一部省略することができる。

104道路橋定期点検要領(平成26年6月 国土交通省道路局)に示された部材単位の健全性の診断の判定区分はⅠ~Ⅳの4段階に分類される。

105基礎については、地盤を掘削してまで近接目視をすることまでは基本的には行う必要がないが、周辺地盤の変状や橋脚・橋台の損傷状態などの周辺観察結果から変状の可能性を判断する必要がある。

106支承位置において橋脚や橋台のコンクリートにひびわれがでることが多い。

107道路橋の定期点検において、行政境界に架設されている場合で、当該道路橋の管理者が行政境界で各々異なる場合は、点検実施も各々の管理者で行うこととされている。

108路面排水に凍結防止剤の塩分が含まれると、場合によっては、設計上考慮される以上の塩分の影響が、コンクリートの橋の内部鋼材の腐食や鋼部材の腐食に特に深刻な影響を及ぼす危険性がある。

109道路橋の定期点検では当該橋梁の各変状に対して経過観察、維持補修、緊急対応、詳細調査などの措置の必要性についての診断が求められ、定期点検により、道路管理者は次回点検までに行う措置の必要性を判断するうえで必要な情報が得られる。

110道路橋の定期点検にて頻度が規定されているのは、点検では、「次回の点検までの措置の必要性を判断する」必要があるため、次回点検時期があらかじめ決まっていなければ診断ができないこととなるからである。

111定期点検では、次回の点検までの措置の必要性を判断する必要がある。

112下の表に示す道路橋定期点検要領(平成26年6月)の点検表記録様式は、定期点検で得られた膨大な情報を総括し保存することを念頭に置いた様式であり、これ以外の情報を残すとき、どのような情報を残すかについては管理者が検討して決定するものである。

    

113道路橋の定期点検では、基本として、橋の耐荷性能に直接関係しない部材や付属物については対象とされていない。

114橋脚番号は、路線の起点側から終点側に向かって、A1,A2,A3・・・と振ることが多い。

115標識や照明施設は直接的に道路橋の性能に影響を及ぼすことは多くないものと考えられるが、主要な部材の損傷によりそれらに変状が現れる場合や、それらの損傷により主要な部材に影響を与えることがある。

116道路橋の定期点検の結果は、その橋が供用期間中、それを保存しておかなければならない。

117亀裂が生じるのは溶接部だけである。

118道路橋定期点検要領(平成26年6月 国土交通省道路局)に示される部材区分のうち、「その他」には標識や照明柱は含まれない。

119道路橋の定期点検時に非破壊検査機器を併用する場合には、使用環境によっても評価結果が異なることがあるため、事前に適用範囲や検査方法の詳細について検討しておくことが必要である。

120舗装の異常はその直下の床版の破壊に起因することがあるため、床版に異常が確認された場合には直上の舗装の状態も確認するのがよい。

121道路橋の定期点検は、近接して外観を直接目視することが基本であることから、ボルトのゆるみやコンクリートのうき・剥離についても直接目視のみ行えばよい。

122上路アーチ橋の端支柱の下端部は、水が流下しやすく、腐食や断面欠損、亀裂が発生しやすいことから、遠望からでも損傷の把握が可能である。

123道路橋の定期点検においては、打音・触診を必要に応じて行うこととされているが、鉄筋コンクリート床版下面の全面に炭素繊維補強が行われている場合、コンクリートの剥落が生じないので定期点検において打音検査を行う必要は一般にない。

124定期点検において、変色、うき・剥離、ひびわれ状態等からコンクリート内部の鋼材の腐食が疑われる場合には、打音、うき・剥離のたたき落としを行ってから内部の状態について目視して、診断に必要な情報を得ることが原則である。

125デジタル機器等によって取得された変状のデータは精度が高いことから、そのデータに対して閾値を設けて健全性の診断区分Ⅰ~Ⅳを割り当てるとよい。

126道路橋の定期点検において、部材単位の健全度の診断は、当該部材の損傷の規模と当該部材が現状で有する強度の推測に基づくだけではなく、他の部材に生じている、または生じ得る損傷との関連も考慮して行う。

127道路橋の定期点検の各行為で得られる膨大な情報に関する記録・保存の様式は、管理者ごとに適切に定めるものである。

128道路橋の定期点検及び健全性の診断の結果並びに措置の内容等は、記録し、当該道路橋が利用されている期間中は保存しなければならない。

129道路橋の定期点検時に、維持・補修等の措置を行った場合は、措置後の状態のみを当該点検の記録として残しておくことが今後の維持管理上有効である。

130道路橋は複雑に部材が構成されており、一部の部材が破壊されても部材相互が応力を分担することから、道路橋が崩壊することはないものと考えてよい。

131道路橋の定期点検において、道路橋毎の健全性の診断は、構造物の耐荷性能に影響を直接的に及ぼす主要な部材に着目して、最も厳しい健全性の診断結果で代表させることができる場合が多い。

132橋毎の健全性の診断とは、部材単位で診断した結果を基に、橋全体の状況を把握するために行う総合評価である。

133定期点検で行う健全性の診断にあたっては、詳細調査を行わなければⅠ~Ⅳの判定が適切に行えない状態と判断し、調査を追加することもある。

134道路橋の定期点検は、法定点検であることから、点検方法の如何に関わらず、他機関との協議は不要である。

135道路橋の定期点検において、道路使用による警察協議が必要となる場合が多いが、法定点検であることから、定期点検時の交通管理図は提出しなくてもよいとされている。

136道路橋の定期点検を効率的かつ適切に行うためには、事前に十分な点検計画を作成する必要があるが、これには点検に先立って行われる既往資料の調査、現地踏査も含まれている。

137健全性の診断では、措置の目的と措置の切迫性・緊急度について明確にしておくのがよく、これらについて健全性の診断区分Ⅰ~IVだけでは表しきれない事項は所見として記載するのがよい。

138健全性の診断においては、今後の措置に関して所見に記載することになることが多いが、道路管理者による措置判断をスムーズにするため、工法例を記載するとされている。

139耐候性鋼材の腐食は、保護性さびが形成されず異常なさびが生じている場合や、極度なさびの進行により板厚減少等が著しい状態をいう。

140鉛直補剛材と上フランジの溶接部に亀裂が生じるのは、地震が主な原因であるので、地震後には優先的に調べる必要がある。

141連結板周りや狭隘な空間、部材の重ね合わせや板厚の差などで生じる段差のある箇所では、雨水や塵埃が滞留しやすいが、局所的のため塗装の劣化や腐食が生じる可能性もない。

142鋼部材の亀裂は、外観性状のみから検出できる。

143鋼材の亀裂損傷の原因は外観性状からだけでは判定できないことがあるので、位置や大きさに関係なく鋼材表面に表れた割れは全て「亀裂」として扱うのがよい。

144鋼部材の損傷において、板厚減少等の有無の判断が難しい場合には、「防食機能の劣化」として扱うのがよい。

145鋼鈑桁が支点近傍で著しく腐食していることで、支点直上のウエブの局部座屈が生じる懸念が生じる。

146腐食は、集中的にさびが発生している状態、又はさびが極度に進行し板厚減少や断面欠損が生じている状態を指す。

147主桁や対傾構などの下フランジ角部は、結露水等が滞水しやすく、他の部材より塗膜が集中的に劣化することがある。

148異種金属間接触腐食とは、異なる種類の金属同士が接触すると、電位の低い金属に腐食が生じることである。

149塩害とは、コンクリート中に存在又は浸入した塩化物イオンの作用により鋼材が腐食し、膨張して、コンクリートにひびわれや剥離などを発生させる現象をいう。

150溶射とは、融解した亜鉛や亜鉛-アルミニウム合金などを溶融状の微粒子として適切な下地処理を施した鋼材表面に吹き付け、被膜を形成することにより、鋼材表面から水と酸素を遮断する防食方法である。

151ひびわれから部材内部への雨水の等の侵入により、鉄筋の腐食が生じる場合がある。

152対傾構下弦材に圧縮力が作用すると局部的な変形が生じることがあるが、一時的な荷重を原因とする場合と、下部構造の移動などによる橋全体の変形を原因とする場合のいずれも原因として疑われる。

153中性化とは、大気中の二酸化炭素がコンクリート内に侵入し、コンクリート強度が失われていく現象をいう。

154高強度の高力ボルト(F11T, F13T)は、一定の経年後に突然脆性的に破壊する遅れ破壊現象を生じたことから、1960年代には使用が禁止された。

155凍害とは、コンクリート中の水分が凍結した際の膨張圧によって発生するものであり、長年にわたる凍結と融解を繰り返すことによってコンクリート組織が徐々に劣化する現象をいう。

156溶融亜鉛めっきは、塗装と異なり、鋼材と亜鉛はめっきを施す過程でできる合金層を介して一体化しており、明確な境界がないことが特徴である。

157亀裂は、突然大きく進展することがあり、また連続している部位のどこに進展するのかは予測できないのが通常である。

158排水設備が適切に配置され、機能していれば、鋼部材の著しい腐食や防食機能の劣化が生じることはないと考えてよい。

159間詰めコンクリートは、周囲に顕著なひびわれを伴うことなく塊が抜け落ちることがある。

160吊り橋のケーブルが土中にて定着されている場合、土中部で腐食が生じていることがある。

161鋼製橋脚の隅角部は、溶接施工の難しい部位であり、かつ、せん断遅れの影響等で大きな応力振幅が生じやすい部位でもある。

162床版ひびわれの損傷の診断にあたっては、ひびわれへの水の浸入の有無を確認することが留意点としてあげられるが、近接目視や触診により床版下面が乾燥していることを確認したことを以て浸入がないことを確認したと言える。

163過去に生じた亀裂の対策として当て板が行われていることがあるが、腐食による断面欠損に対して当て板が実施されていることは少ない。

164鉄筋コンクリート橋脚や橋台上の支承近傍に顕著なひびわれが生じている場合でも、錆汁等の析出がなければ、支承に作用する力に対する耐荷力の低下は生じていないと見なせる。

165応力集中点にある垂直補剛材に破断が見られ、主桁の座屈等、重大事故につながる恐れがある場合、判定区分Ⅳ(緊急措置段階)と判定できる。他方、重大事故につながる恐れがないと判断される場合、判定区分ⅡやⅢと判定できる場合がある。

166コンクリート部材のかぶり不足が生じている部位で鉄筋が腐食し、膨張することによりうきが生じることがあるが、その原因として疑うべき要因の一つとして中性化も上げられる。

167鋼部材の塗装は柔軟性が高く、塗膜の劣化程度に関係なく鋼部材に塑性化を伴う大きな変形を生じたとしても剥離することはないと考えてよい。

168アルカリ骨材反応は、コンクリート中の塩化物イオンと骨材中の反応性骨材との化学反応により生成されるアルカリシリカゲルが吸水に伴う膨張によりひびわれ、はく離などを発生させる現象をいう。

169遅れ破壊を生じる可能性のあるボルト継手であっても、実際に遅れ破壊が生じるのかどうか、またはその時期について予測するのは困難であることから、定期点検時に遅れ破壊によるボルトの脱落を発見した場合は、次回点検までに予防保全的に全てのボルトを交換しなければならない。

170亀裂は、大小や向きによって進展時期や進展の程度を正確に予測することが出来るため、診断にあたってはまず予測計算を行うのがよい。

171鋼桁への落書きは、塗装などの防食皮膜に悪影響を与えたり、耐候性鋼材の保護性錆の形成を阻害するなどの影響が懸念される場合がある。

172異常な音・振動又はたわみは、橋梁の構造的欠陥又は損傷が原因となったり、それぞれが複合したりして生じる場合がある。

173過去に補修・補強した部位からひびわれが生じており、原因の究明が必要と考えられる場合には、詳細調査が必要である。

174排水位置が原因となり、排水位置から飛散する雨水が部材に供給されることで局所的に腐食が生じることがある。

175鋼部材に生じた亀裂について診断を行うときには、亀裂が主要な部材に進展するかどうかを見極めることがポイントの一つである。

176支承の沈下や伸縮装置のセットボルトの破損によるうき上がりにより、橋軸方向に路面の凹凸が生じることがある。

177床版の場合、著しいひびわれが生じていてもコンクリート塊が抜け落ちる直前までは「床版ひびわれ」として扱うのがよい。

178鋼床版デッキプレートのリブに断面欠損を伴うような著しい腐食があり、リブ内部の滞水やリブ内面側で広範囲に腐食が進行し、路面陥没の可能性も疑われる場合には、不測の陥没を防ぐために、緊急に舗装を撤去し、防水を行うという予防保全が第一に必要であると判断できる。

179鋼橋の主部材以外の部材が破断している場合、通常の供用状態に対して構造安全性が大きく損なわれていなければ、地震等の大きな外力に対する橋の性能が低下している可能性は考えなくてよい。

180活荷重に対して構造安全性が大きく損なわれていなければ、地震に対する橋の安全性の低下を診断では考慮する必要はない。

181過去に生じた疲労亀裂の対策としてあて板やストップホールの施工が行われている場合であっても、亀裂が進展することがある。

182コンクリート主桁の支承部付近に軸方向ひびわれが生じている場合には、主桁曲げ強度の不足が疑われることが多い。

183鋼床版を有する橋において橋軸方向の舗装のひびわれが幅員方向に一定の間隔で複数本見られ、これらの損傷が繰り返される場合には、鋼床版デッキプレートの亀裂の可能性がある。

        

184鋼床版を有する橋において下の写真のように、橋軸方向の舗装のひびわれが幅員方向に一定の間隔で複数本見られ、これらの損傷が繰り返される場合には、鋼床版の腐食による膨張圧が原因であると疑われることが多い。

        

185トラス橋やアーチ橋の部材の連結部、交差部、格点部など構造的に滞水や塵埃の堆積が生じやすい箇所では、局部的な塗膜の劣化や著しい腐食が生じることがあるが、この場合、さらなる進行を防ぐために近接時に塵埃や錆を除去してはならない。

186床版ひびわれの損傷の診断にあたっては、ひびわれへの水の浸入の有無を確認することが留意点としてあげられるが、これはコンクリート自体はひびわれていても水に強いのに対して、鉄筋は水に弱く、腐食が懸念されるためである。

187床版下面に鉄筋配置に一致するような密な二方向ひびわれが生じ、かつ漏水・遊離石灰が見られる場合、ブロック化したコンクリート塊が落下する可能性があるが、一方向ひびわれのみが生じている場合はコンクリート塊の落下の可能性は考えなくてよい。

188床版ひびわれは、下の図1の例のような進行過程を辿ることもあれば、貫通ひびわれを伴う場合には図2のように一方向ひびわれから急速に抜け落ちに至るという進行過程を辿ることもある。

     

189鋼材に腐食が生じている場合に、溶接部近傍では亀裂が見落とされることが多いので、注意が必要である。

190耐候性鋼材は、海岸付近等の厳しい塩分環境下では保護性錆が形成されず、異常な錆が生じることがある。

191対傾構下弦材に圧縮力が作用すると局部的な変形が生じることがあるが、一時的な荷重を原因とする場合と、下部構造の移動などによる橋全体の変形を原因とする場合では、同じ変形量でも橋全体の耐荷力への影響が変わってくる。

192コールドジョイントは、中性化を早め、耐久性に影響する場合がある。

193鉄筋コンクリート橋脚や橋台上の支承近傍のコンクリートに顕著なひびわれが生じている場合でも、錆汁等の析出がなければ、支承に作用する力に対する耐荷力の低下は生じていないと見なせる。

194鋼製橋脚の隅角部に亀裂が多く発見されてきたのは、構造的に良好な溶接品質が確保しにくい場所であることも関係している。

195凍害とは、コンクリート中の水分が0℃以下になった時の凍結膨張によって発生するものであり、長年にわたる凍結と融解の繰り返しによってコンクリートが徐々に劣化する現象である。

196亀裂が生じた鋼床版橋では、様々な亀裂が同時に発生していることが多いので、全橋の詳細な亀裂調査を行って全貌を把握するのがよい。

197定期点検時に、コンクリートのうき・はく離があった場合は、道路利用者及び第三者被害予防の観点から応急的に措置を実施するのがよい。

198コンクリート部材に表面被覆を行う場合、上方からの雨水の浸入を完全に遮断するとともに、既に浸入している水分を除去しておかないと、被覆内部で鋼材の腐食が進行して再劣化する可能性がある。

199コンクリート橋台前面に下の図のような打継目に垂直なひびわれとひびわれからの遊離石灰の析出が見られる場合、橋台背面からの漏水による鉄筋腐食が懸念される。

       
                           図

200高力ボルトの遅れ破壊は個々のボルト固有の条件に大きく左右される現象であるため、あるボルトに遅れ破壊が疑われたとしても、同じ橋に使われている同種類・同材料の他のボルトについて遅れ破壊の兆候が進行している危険性は一般に考えなくてよい。

201コンクリート主桁の支承部付近でせん断耐力が不足する場合、水平方向のひびわれが生じることが多い。

202下の写真の現象はポップアウトといい、骨材の品質が原因で発生する現象である。
            
203支承部の様々なボルトに破断、抜けだし、ゆるみが確認された場合には、地震が原因であると断定される。

204桁には、通過車両や流下物の衝突により変形が生じているときがあり、場合によっては変形により横倒れ座屈に対する安全性の低下が懸念される。

205応力集中点にある垂直補剛材に破断が見られ、主桁の座屈等、重大事故につながる恐れがある場合、判定区分IV(緊急措置段階)と判定できる。

206感潮河川や河口付近では、塩分を含む風の影響で、特定の部位で鋼材の腐食が卓越して進行することがある。

207河口付近や海岸沿いでは橋の劣化は塩分を含む風の影響を受けるが、桁についてみると、最も海側に面するウエブ面が最も腐食しやすく、その裏面は腐食し難い。

208コンクリート部材に鋼材を埋め込んだ構造では、コンクリートと鋼材との境界に隙間が生じて内部に水が侵入し、内部で激しく腐食していることがある。

209PC橋内部のPC鋼材は、グラウト充填不良部に水が浸入すると、腐食して破断する場合があり、構造安全性に重大な影響を及ぼす危険性がある。

210PC橋内部のPC鋼材は、グラウト充填不良部に水が浸入すると、腐食して破断する場合がある一方で、ひびわれ幅から腐食量が推定できることが多い。

211応力の繰り返しを受ける部位の亀裂では、亀裂の長さに、変状の進展速度が比例する。

212完全に硬化した塗膜に施工中や供用中に生じた擦過痕部の塗膜の損傷は、表面的なものであり、防食機能に深刻な悪影響を及ぼすことはないと考えてよい。

213腐食とは防食機能の劣化である。

214下の写真のように鋼床版Uリブ部に発生する腐食は、鋼桁の支間中央部で曲げモーメントが大きい部位で入ったひびわれが原因である。。

                 

215自動車荷重の繰り返し以外に、風による振動によっても疲労亀裂が生じる事があるが、破断にまで至ることはない。

216下の写真のように、塗装が広範囲に層間剥離を起こす原因は工事の施工管理である。

                 

217合成桁、非合成桁の違いはあっても、床版に主桁との一体化を損なうような変状が生じた場合橋の構造安全性に及ぼす影響度合いに違いは無い。

218プレキャスト中空床版橋の間詰め部に遊離石灰や錆汁の析出や漏水が有り、横締め鋼材が腐食し、その進展が確実に見込まれる場合、橋として措置を講ずべき状態と判断できる。

219腐食が見られる部材の直上のコンクリート床版には、床版内部に損傷があり、水みちができている場合がある。

220コンクリート部材のひびわれの向きや大きさには、その部材の応力の影響が必ず現れるため、部材の応力状態はひびわれのみから推定すればよい。

221適切に鋼材が配置されている鉄筋コンクリート桁に曲げひびわれが発生する場合、ひびわれは分散せず、1断面に集中するように現れる。

222コンクリート部材のひびわれの向きや大きさには、その部材の応力の影響が必ず現れる。

223コンクリートのひびわれ幅が0.2mmを超えた個所には次回点検までに予防保全を実施することを常に推奨するのがよい。

224内陸部であっても、凍結防止剤を散布する場合、路面水の漏水により局部的に塩害が生じることがある。

225床版上面に雨水が浸入し、床版コンクリートに損傷が生じると、遊離石灰が路面に滲出する可能性がある。

226床版上面に雨水の浸入が継続しても、床版コンクリートは強度が高いので、床版の変状に進展することはない。

227コンクリート部材には供用後の応力や鉄筋の腐食などによるひびわれ以外に、施工方法や施工時の応力状態に起因するひびわれが生じていることもある。

228コンクリート単純桁において、支承から外側(支間中央に向かう向きとは逆向き)の断面においてコンクリートにひびわれが生じていても、支承の外側であり、曲げモーメントが作用しないことを理由として問題ないと判断できる。

229抜け落ちが生じた床版では、抜け落ち部周辺あるいは同じ車線位置で、抜け落ちが生じる前から存在したと考えられる舗装凹凸や顕著なひびわれ、過去の補修痕が認められることがある。

230床版下面に鉄筋間隔に一致するような密で規則的なひびわれが生じていなければ、床版コンクリートが突然落下することはないと判断できる。

231コンクリートの中性化とは、大気中の二酸化炭素がコンクリート内に侵入し、コンクリート中のアルカリ性が失われていく現象のことをいうが、一般に、二酸化炭素濃度が高い環境で、湿度、温度ともに高いほど、中性化の進行が早いといわれている。

232コンクリートの中性化とは、大気中の二酸化炭素がコンクリート内に侵入し、コンクリート中のアルカリ性が失われていく現象のことをいい、ただちに予防保全措置を実施すべきとされている。

233コンクリートの中性化とは、大気中の二酸化炭素がコンクリート内に侵入し、コンクリート中のアルカリ性が失われていく現象のことをいい、5年以内に予防保全措置を実施すべきとされている。

234凍害は凍結融解の繰り返しが多い南面の部位に生じやすい。

235コンクリートは、中性化が生じると、一軸圧縮強度や付着強度が低下する。

236コンクリート橋では、施工段階や施工直後から、乾燥収縮や弱材齢時の型枠の移動、設計での考慮と整合しない架設時応力の発生など様々な原因で、ひびわれが生じることがある。

237プレキャストブロックを連結したPC橋では、ブロック間の接合部が完全に密着していないと雨水が浸入し、接合部を貫通する鋼材(PC鋼材、シース、鉄筋)が腐食することがある。

238主桁端部に減肉を伴う腐食があったときには、活荷重を支持するための支点上の補剛材の健全性が主桁の健全性診断のポイントの一つになる。

239橋台・橋脚の基礎については、基本的には地盤面を掘削して近接目視を行う必要がないが、橋台・橋脚の躯体からのひびわれが地表面に達している場合は掘削を行い、基礎を露出させて近接目視しなければならない。

240床版コンクリートが抜け落ちる場合、鉄筋と一体となって落下することが多い。

241PC鋼材が腐食し断裂すると、外に突出する可能性がある。

242PC床版橋の横締めPC鋼材が腐食し断裂すると、突然外に突出する可能性がある。

243斜張橋や吊橋などのケーブル定着部は、定着構造の材質にかかわらず、定着構造に関わる部分(止水カバー、定着ブロック、定着金具、緩衝材など)の損傷の全てを定期点検の対象として扱うのがよい。

244狭隘な空間でのモルタルやコンクリートの打設となる場合には、充填不良や締固め不足が生じやすく、雨水の浸透による鉄筋の腐食によってうきが発生することがある。

245床版下面の補強鋼板から漏水が生じている場合、床版内部のコンクリートの貫通ひびわれがあることも疑われる。

246コンクリート保護塗装補修時にコンクリート内部の水が十分に排水されていなかった場合、保護塗装にひびわれ、うき、はく離を生じることがある。

247下の写真のように床版下面に遊離石灰が連続的に析出している場合やひびわれに沿って漏水(痕)が見られる場合、床版コンクリートに貫通ひびわれが生じている可能性が高い。

                  

248コンクリート床版に漏水、遊離石灰を伴った局部的に著しいひびわれが見られる場合、抜け落ちの危険性が高い場合がある。

249パイルベント橋脚では、水中部では腐食することが少ない。

250伸縮装置の遊間が橋軸直角方向において不均等になっている状態では、地震の影響による下部構造の変位以外にも、上部構造の異常や支承の損傷などで上下部構造に異常な水平変位が生じていることがある。

251橋は複数の部材が複雑に組み合わせられており、一部の部材の破壊が全体の崩壊を招くことはない。

252寒冷地で路面排水が床版に浸透する場合には、水の凍結融解の繰り返しや水に含まれた凍結防止剤による塩分によって、急激に床版の損傷が進行する場合がある。

253多径間の橋梁では、伸縮装置の遊間異常の原因が遊間の属する径間以外にある場合がある。

254床版のひびわれには、自動車荷重の繰り返しによる疲労によるひびわれ以外に、打継目の分離や過大な作用による床版コンクリートのわれ、乾燥収縮など、様々な原因によるものがあるが、原因によらず、現状の耐荷力の評価や今後の劣化の推定は一様であることが多い。

255支承の移動の状態は、温度などの条件で変化するため、点検時期によっては異常が支承の外観に現れていない場合がある。

256異常な音・振動又はたわみは、橋梁の構造的欠陥又は損傷が原因となり発生するものであり、それぞれが複合して生じる場合がある。

257トラスという構造上、トラス格点部の損傷は、構造全体系に与える影響が大きい。

258伸縮装置の遊間が橋軸直角方向において不均等になっている状態では、地震の影響による下部構造の変位以外にも、上部構造の異常や支承の損傷などで上下部構造に異常な水平変位が生じていることがある。

259主桁の中間支点部は、桁端部と曲げモーメント分布が異なり、かつ、大きな応力を受けにくいことから、ひびわれなどの損傷が生じにくい部位であるといえる。

260主桁ゲルバー部において、外面からでは内部ひびわれの進展状況が不明な場合には、機器を用いた詳細調査が必要と判断できる場合がある。

261道路橋定期点検要領(平成26年6月)の5.(2)道路橋毎の健全性の診断の補足に、「一般には構造物の性能に影響を及ぼす主要な部材に着目して、最も厳しい健全性の診断結果で代表させることができる。」とあるが、ここでいう構造物の性能に影響を及ぼす主要な部材とは、上部構造(主桁、床版など)、下部構造(基礎杭含む)、支承部及び伸縮装置である。

262アーチリブと支柱が剛結される格点部のうち、短い支柱は二次部材であるので、二次応力の影響が特に大きくないことを踏まえて診断するのがよい。

263下の写真ので囲んでいる部分のような変状が舗装面で見られる場合には、床版に局所的な損傷が見られることがある。

       


264下の写真ので囲んでいる部分は床版ひびわれの例であり、「格子状で顕著に角落ちしたひびわれが見られるが、漏水は確認できない。」という状態である。

       

265主桁間(あるいは床版の隙間)を埋めている間詰めコンクリートについて、その落下を防ぐための工夫として、橋梁建設時からネットを使用することが一般的である。

266下図のように、支点部の回転や移動の拘束が生じる桁端部において、ひびわれは、支点部、支承上の桁下面または鉛直に発生する。

        

267過去の点検結果によるとプレストレストコンクリートT桁や中空床版では、下の図の①より②のようなパターンのひびわれの発生が多い。

       

268張り出しの大きいプレストレストコンクリート桁の端部で、下の写真のように桁端部から放射状に細かくにひびわれが拡がっている場合、プレストレスが適切に導入されている場合に発生する。

            

269型枠用セパレーターなどの施工に使用した鋼材が表面に露出していても、施工上必要なものは設計で考慮されているため、そこから内部に向かって水が浸透しても問題にならない。

270かぶり不足部で、雨水等によりコンクリート表面が湿潤環境となりやすい場合は、部材内部に浸透した雨水等によって内部鉄筋の腐食が先行し、広範囲にうきや鉄筋露出が生じることがある。

271水衝部にあたる箇所に橋台が突出している場合に、橋台背面土の吸い出しにより橋台背面の路面が陥没する可能性を懸念する必要があり、背面部の舗装の状態と併せて状態を評価するのがよい。

272舗装が激しく損傷したり、ひびわれやポットホールの発生が繰り返される箇所では、鋼床版に様々な疲労亀裂が発生していることがある。

273伸縮装置の遊間の状態から、下部構造の移動や支承の変状について想定出来る場合がある。

274張出し床版端部などの桁端部は、鉄筋、縦横のPC鋼材、定着具、その他補強鋼材が密集し、強固な構造であることから、コンクリートのひびわれが生じにくい部位である。

275舗装に異常が見られる場合、床版の状態も同時に確認し、その発生原因を把握したうえで補修するのがよい。

276舗装の欠損部に滞水が見られる場合、舗装下に大量に雨水が侵入していることがあり、床版の変状につながることがある。

277主構造の顕著なたわみや下部構造の顕著な沈下や傾斜の有無を把握するためであっても、橋梁を遠望目視してはならない。

278支承に傾きがみられる場合、上部構造の周辺部材に変状との関連を疑う必要があるが、下部構造の変状との関連までは考慮する必要がない。

279道路橋の定期点検時に支承の機能障害に関する診断を行う場合、点検時期によっては支承の移動の状態を正確に把握できない場合がある。

280伸縮装置や排水施設などの本来の雨排水機構によらず、漏出したり、部材上面や内部に異常の滞水が生じている状態を「漏水・滞水」というが、激しい降雨などによる一時的な現象で、構造物に支障を生じないことが明らかな場合には、損傷として扱わないものとする。

281支承近傍に位置する落橋防止システムでは、支承と類似環境にあることから、支承の変状と照らし合わせながら点検を行うことが望まれる。

282支承近傍に位置する落橋防止システムでは、支承と類似の腐食環境にあることから、腐食や防食機能の劣化について支承の変状と照らし合わせながら点検を行うことが望まれる。

283道路橋の定期点検で判断可能な「異常なたわみ」として対象としているのは、死荷重による垂れ下がりと活荷重による一時的なたわみの2種類である。

284トラス斜材など、鋼部材の一部がコンクリート部材に埋め込まれている場合、周りのコンクリートによって水が遮断されており、また直接目視もできないので、埋め込み部の健全性の診断は不要として扱ってよいものとされている。

285主桁の中間支点部では、桁端部と比べて曲げモーメント分布が異なり、かつ、大きな応力を受けにくいことから、ひびわれなどの損傷が生じにくい部位であるといえる。

286平常時の河床が平坦であれば、洪水時の橋脚周囲の洗掘は緩やかに進行するのが一般的である。

287コンクリート表面を覆う植生の繁茂は、外観目視調査を困難にするが、コンクリートの劣化に影響を与えることはない。

288附属物の振動の影響により、附属物が取り付けられた鋼部材において亀裂が生じることがある。

289橋の三大損傷とは、塩害、アルカリ骨材反応、中性化のことをいう。

290橋の三大損傷とは一般に、塩害、アルカリ骨材反応、疲労と言われているが、鉄筋コンクリート床版は疲労による被害が顕著である一方で、アルカリ骨材反応が原因で劣化することはないと言われている。

291横締めPC鋼材のグラウトが十分に充填されていない場合、内部でPC鋼材の腐食が進行することがあり、PC鋼材が破断に至り、抜け出すことがある。

292水衝部にあたる箇所に橋台が突出している場合に、橋台背面土の吸い出しにより橋台背面の路面が陥没する可能性を懸念する必要があり、背面部の舗装の状態と併せて状態を評価するのがよい。

293塩害とは、コンクリート中に存在又は浸入した水酸化アルカリの作用により鋼材が腐食し、膨張して、コンクリートにひびわれや剥離などを発生させる現象をいう。

294塩害とは、コンクリート中に存在又は浸入した塩化物イオンの作用により鋼材が腐食し、膨張して、コンクリートにひびわれや剥離などを発生させるものであり、沿岸部特有の現象である。

295塩害とは、コンクリート中に存在又は浸入した塩化物イオンの作用により鋼材が腐食し、膨張して、コンクリートにひびわれや剥離などを発生させるものである。

296主構造のたわみを把握するためには、高欄や地覆のとおりの観察結果も重要な情報である。

297主構造の顕著なたわみや下部構造の顕著な沈下や傾斜の有無を把握するためにも、機器による測量が必須である。

298コンクリートの中性化深さを測る方法では、フェノールフタレイン溶液が用いられるが、これを噴霧し、赤紫色に呈色した部分が中性化が進展している部分である。

       

299コンクリートの中性化深さを測る方法では、フェノールフタレイン溶液が用いられるが、これを噴霧し、赤紫色に呈色していない部分が中性化の進展している部分である。

       

300中性化したコンクリートはコンクリート耐力が低下しているので、詳細調査を行い早期にコンクリート耐力の回復措置を行うことが必要である。

301疲労とは、応力の繰り返しの影響によって亀裂が発生・進展する現象であり、鋼部材に特有の現象である。

302道路橋示方書の改定に伴う鉄筋コンクリート床版の耐久性への影響は、モルタルバー法によって確認されている。

303下の図に示すA部およびアンカーボルトの固定には、十分な強度があり流動性がある樹脂を用いる事が多い。

          

304支承の損傷や接合部の不具合により、異常な音が発生することがある。損傷が進展すると構造安全性に影響を及ぼすことがあることから、原因究明が必要と考えられる場合がある。

305直接基礎が露出している場合には、洪水によるさらなる洗掘により、沈下・傾斜・移動の発生が予想される。

306コンクリート床版下面に生じた変色に規則性がある場合には、コンクリート内部の構造と劣化の進行が影響していることがある。

307アルカリ骨材反応による有害な膨張が生じるには、反応性骨材、コンクリート中の水酸化アルカリ、コンクリート中の水分、コンクリート中の二酸化炭素の4つが必要であり、外部からの水分の供給が多い部位において著しく劣化が進行していることがある。

308中性化したコンクリートは、一軸圧縮強度が低下している。

309鋼製橋脚の内部に滞水や漏水が生じると、結露を繰り返すなど厳しい腐食環境となり、防食機能の劣化や鋼材の腐食が進むことがある。

310鋼部材の塑性変形は小さい変形であっても、部材によっては耐荷力に影響を及ぼすことがあるので、発生している箇所や程度、損傷の原因などを考慮して判断することが重要である。

311コンクリートに対するアルカリシリカ反応試性試験は2000年代に入ってから実施されている。

312PC橋であれば、クリープによって供用後に縦断勾配が変化することはない。

313支承部の設計移動量は、桁の温度変化、コンクリートのクリープ及び乾燥収縮、プレストレスによる弾性変形、活荷重によって生じるたわみによる上部構造の移動量及び施工の余裕量を考慮して設定する。

314平常時の河床が平坦であれば、洪水時に洗掘されているおそれはない。

315擁壁の状態などから、橋台アプローチ部の健全性に診断に必要な情報が得られることも多い。

316沓座モルタルの損傷が、支承部の機能障害に対して影響を与えるときもあれば、与えないときもある。

317鋼材の力学的特性として、構造用鋼材では火害を受けた場合、強度低下する場合がある。

318火害を受けた鋼材は強度低下する場合があるが、コンクリート部材は火害を受けても高度の低下はない。

319鋼桁は、火災などの熱により温度上昇しても桁の変形は生じるが、その場合の耐荷力の低下はわずかであることから、落橋の危険性はないものと考えてよい。

320アルカリ骨材反応とは、セメント中のアルカリ成分と骨材中の反応性骨材との化学反応により、コンクリート表面の網目状のひびわれや、主鉄筋やPC鋼材に沿ったひびわれが生じる現象のことをいう。





次の問題について、①~④のいずれかの回答を答案用紙に記入しなさい。(回答欄に一つだけ記入すること。)



321以下の①~④のうち、ピン支承と呼ばれる支承はどれか。

    

322道路橋定期点検要領(平成26年6月 国土交通省道路局)に関する次の(ア)~(エ)の記述について、正しいものは○、誤っているものは×として、①~④のうち最も適切な組合せはどれか。


(ア)道路橋の定期点検は、5年に1度の頻度で行うことを基本とし、必要に応じてその期間を
   短縮してもよい。
(イ)各道路管理者が独自に道路橋の定期点検要領を有する場合、当該管理者は、道
   路橋定期点検要領(平成26年6月 国土交通省道路局)の内容の定期点検行為を
   省略することができる。
(ウ)道路橋の定期点検において、行政境界に架設されている場合で、当該道路橋の
   管理者が行政境界で各々異なる場合は、管理延長の長い方の管理者が点検を行
   う。
(エ)道路橋の定期点検は、道路橋の最新の状態を把握するとともに、次回の定期点検
   までの措置の必要性の判断を行ううえで必要な情報を得るために行うものである。

                 

323下の図は、鋼I桁橋を表した略図である。点検の着目ポイントとして「狭隘な空間となりやすく、高湿度や塵埃の蓄積など劣化環境が厳しい場合が多い箇所」の主な着目箇所の組合せで最も適切な組合せはどれか。

        
                           

                ①桁端部、桁支間中央部、支承部
                ②継手部、桁支間中央部、中間支点部、
                ③桁端部、中間支点部、支承部
                ④継手部、桁支間中央部、支承部 

324下の右図は、左図に示す鋼床版の断面のうち、丸で囲んだ箇所を拡大した図である。亀裂が発生しやすいといわれている部位は右図の①~④のうちどれか。

    

325コンクリート橋において、主桁の曲げ耐力が不足している場合に発生することが推測されるひびわれのパターンは以下の①~④のうちどれか。

      

326T型コンクリート橋脚において、張り出し付け根部の曲げ耐力が不足している場合に発生することが推測されるひびわれのパターンは以下の①~④のうちどれか。
            

327以下の①~④のうち、2径間連続桁に等分布荷重を積載した場合の曲げモーメント図(赤線)を表しているのはどれか。
            

328定期点検は、省令が求める4つの条件を少なくとも満たすものとされているが、その条件とは、「必要な知識と技能を有するものによること」、「5年に1度の頻度で行われること」、「近接目視によること」と何を満たすものとされているか、以下の①~④のうち正しいものを選べ。
            
               ①ひびわれ図の作成

               ②補修方法の検討

               ③健全性の診断

               ④ライフサイクルコストの計算

329コンクリート橋において、せん断力に対して鋼材量が不足している場合に発生することが推測されるひびわれのパターンとして、以下の①~④のうち最も典型的なものはどれか。
            

330以下の①~④のうち、線支承と呼ばれる支承はどれか。
            

331下の(ア)~(エ)の写真のうち、パイルベントの損傷を表しているのはどれか、下の①~④の組合せから選べ。
            
       
       
       ①(ア)(イ)(ウ)(エ)
       
       ②(イ)(ウ)(エ)
       
       ③(ウ)
       
       ④(ア)(ウ)(エ)


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