建設情報の標準化の中で、電子納品データの管理ファイル、道路中心線形データなど、データ交換標準のデータ記述仕様としてXMLが広く採用されています。ただし、標準ごとに固有のタグ名称等が使用されており、仕様間の整合性は確保されていません。
標準ごとにタグ名称等が異なる場合、同じ意味を持つデータをスムーズに相互利用できない、違う意味のデータを誤って同一のデータとして取り扱ってしまうなど、データやシステムの相互運用性を阻害してしまうことが懸念されます。
「建設分野におけるXML記述仕様の考え方(案)」は、将来的なデータ連携、システム連携において相互運用性を確保するために、XMLのタグ名称等について最低限のルール(考え方)を示したものです。
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