都市における緑の現況把握と緑による効果の評価手法に関する研究

 近年著しく発達した最新の航空レーザ計測技術を利用して、都市の緑の現況と動向や緑を中心とした都市の空間構造を把握する手法や、みどりによる都市の熱的環境改善に基づく低炭素化効果を定量的に換算する手法などの研究に取り組んでいます。

みどりを利用した都市の熱的環境改善による低炭素都市づくりの評価手法の開発

 みどりの蒸発散、緑陰等からもたらされる市街地の熱的環境の改善や、周囲の建築物の冷暖房負荷の低減等によるCO2排出量の削減効果を算定する手法は、これまで確立されていません。これを適切に予測・評価し、都市における緑化の促進やみどりの効果的な配置を促進し、低炭素化の取組みを強化していくことが求められています。そこで、低炭素都市づくりに取り組む地方公共団体を支援するために、みどりを都市内に適切に配置することにより、市街地の熱的環境の改善、建築物の冷暖房の利用の抑制、そして地球温暖化ガス(CO2)の排出量の削減に及ぼす効果を予測・評価する手法を開発しています。

航空レーザを用いた市街地内のみどりの調査・分析手法の高度化

 近年著しく発達した最新の航空レーザ計測技術を利用して、緑を中心とした都市の空間構造を把握する手法を開発し、都市の緑の現況と動向を分析することにより、都市の緑の空間構造上の問題箇所をいち早く発見し、必要な政策を行っていくための基礎的技術の開発を行っています。
航空レーザーによる緑の計測の例