設計支援システム(BEAT-bldg)について

 

概要


 今回開発した設計支援システム(BEAT-Bldg)は、既存のLCAツールである旧建築研究所のBEATおよび自立循環型住宅で開発された戸建住宅版のBEAT(仮称BEAT-House)の一部を活用、大幅に改訂し、一般的な事務所ビルを対象として、新たに開発したものです。

 BEAT-Bldgは、一般的な事務所ビルを対象とし、設計の初期段階においても、簡便な入力で、排出量算出が出来るPCソフトウェアです。設計図書/CADデータから、建築時(部材製造時と施工時)、運用時、修繕・更新時、解体・廃棄時のライフサイクル全体にわたるエネルギー消費、CO2排出、廃棄物(LCW)を算出することができます。

  BEAT-Bldgの利用により、設計の初期(基本計画〜基本設計)段階において、物質循環とエネルギー消費の総合的な視点でLCA評価を行い、設計案の検討を行うことができるようになります。

 

  BEAT-Bldgユーザーズマニュアル(2007.12.1版)(pdf形式/約4MB)

 

配布について


 BEAT-Bldgプログラム等の配布・使用を希望される方は、下記の連絡先あてに申請下さい。無償にて配布するとともに、使用権を付与いたします。

 「BEAT-Bldgプログラム等」として配布するものは下記の通りです。

  <BEAT-Bldgプログラム>
   ・プログラム本体
   ・BEAT-Bldgユーザーズマニュアル
   ・サンプルデータ (設計事例の適用例サンプル)
    ※Microsoft Windows XP、Windows NT/2000において動作検証を行っています。
  

○連絡先 (新規申請およびバージョンアップ希望)及び問い合わせ先
      国土交通省 国土技術政策総合研究所
          住宅研究部            担当:高橋(たかはし),眞方山(まかたやま) 
          E-mail: SBPROJECT@nilim.go.jp