研究成果 論文(概要)
タイトル
物理的デバイス「ハンプ」と、身近な交通課題の「見える化」
概要
生活道路の交通安全対策を進める際に、対策効果の発現や、振動騒音を抑制し、住民の理解を得る観点から、ハンプ等の物理的デバイスを適切に設置することが重要である。また、課題や効果をビッグデータを用いて「見える化」することで、効果的な対策の立案や、関係者・住民の合意形成の円滑化につながる。
本稿では、生活道路の交通安全対策において、ハンプ等の物理的デバイスを適切に施工、管理するための技術と、ビッグデータであるETC2.0プローブ情報を効率的に活用するためのシステムに関する国総研の研究開発の動向について紹介する。
書誌情報
道路 Vol.975
著者
池田 武司