研究成果 論文(概要)
タイトル
通行止めに至る冬期交通障害発生検知手法におけるETC2.0プローブ情報の活用に関する調査
概要
令和2年度に直轄国道で発生した通行止めに至る冬期交通障害を対象に、ETC2.0プローブ情報による旅行速度分布の特徴を調査した結果、同一区間の平常な走行状態と比較して段階的に旅行速度が低下する傾向を認めた。この特徴を指標として冬期交通障害発生検知手法を構築し検知を試行した結果、再現率約72%、適合率約31%等となった。誤検知や見逃しの原因分析を行い、検知手法の改良方策とともに整理した。
書誌情報
第66回土木計画学研究発表会・講演集
著者
鏡味 沙良,久保田 小百合, 池原 圭一, 池田 武司