研究成果 論文(概要)
タイトル
アスファルト舗装による既設ハンプ形状の調査および試験施工による標準形状での施工方法の検討
概要
生活道路の交通安全対策として設置されるハンプについて、技術基準にて標準形状が規定されているものの具体的な施工方法を示す基準や資料はみられず、特に、ハンプの傾斜部については施工が容易でないことが予想された。
そこで、過去に標準形状として設置されたハンプを調査したところ、標準形状との差が生じている事例がみられ、その差は施工時に生じている可能性が高いことが確認されたことから、標準形状どおりに施工することの重要性が判明した。
本研究では、その調査結果を踏まえた複数の方法により出来形形状の精度確保に向けてハンプを施工し、施工性や騒音、走行性などから施工方法の提案を行った。
書誌情報
第64回土木計画学研究発表会・講演集 Vol.64
著者
平川 貴志, 池田 武司, 大橋 幸子, 小林 寛