研究成果 論文(概要)
タイトル
生活道路対策エリアにおける凸部・狭窄部の構造の実態調査
概要
生活道路の交通安全対策では、生活道路内を走行する車両の速度や通過交通の流入を抑制することが求められており、これらには、凸部等の物理的デバイスを活用する方法が有効である。H28年に国土交通省から「凸部、狭窄部及び屈曲部の設置に関する技術基準」(以下、「技術基準」という。)が発出され、凸部等の速度の抑制を見込める標準的な形状等が示されるなど、物理的デバイスの普及・促進が支援されている。
本稿では、凸部等の設置状況を把握することを目的に、国土技術政策総合研究所でH28~H30年度の3か年に渡って実施した「凸部等の技術基準の運用状況調査」の内、構造の実態に着目して最新のH30年度の調査結果を報告する。
書誌情報
第33回日本道路会議論文集
著者
野田 和秀, 大橋 幸子, 小林 寛